はんぺんふわふわ 番外編

男の子になっちゃった ページ13

「お前がAのわけはない。普通に考えて。」

…ですよね。私だってそらるさんの立場ならそう断言しますよ。



いやあ、でもですね？

『…どうしたら信じてくれますか。』



これ以上言えることがないのだよ。

「部屋、全部探させろ。」


隠していると思ってるのね。うん。


『いいですよ。どうぞお好きなだけ。』



別になにも困るものないし。

女の子だからね！！





部屋をぐるぐる回るそらるさん。

家広いからねえ。



私は作業しつに行ってPUBGの続きでも。


「…お前なにやっ…て、」

『え、PUBGですが。』


左手でスマホをみながら右手でそうさ。


そらるさんが来たときちょうどドンかつ食ったところだ。





「…本当に、Aなのか。」

『信じる要素そこですか！？』


ええ…。ゲームの腕がどうやら女の私と一致したようです。

そこ？もうちょっと…他にあるでしょ。おいこら。



『たぶん、明日になれば戻ると思いますから安心してくださいね。』

「信じられない…。」




うん。もっと疑って。逆にさっきので傷ついたわ。



『あ、泊まっていきます？』

「いや、ジャンル変わるから帰る。」

『？』



ジャンル変わるとかなんとか言って帰っていきました。


何が変わるんだろ？(純粋)


















そして翌日


「おはよう。」


『おはようございます。』

すっかり直りました。よかった。



『ああ、そういえば昨日、なんで家来たんですか？』

「お前の性別を確認しに。そうか。実は男だったんだな。隠さなくていいぞ。」


『ちょ、そらるさん！？』



笑いながら冗談げに言ってきた。

ロメオとノンファンタジーの声を聞いてここに来たそう。




『いや、昨日のそらるさんは怖かったです。まあ、俺のって言ってくれたから許しますけど。』

「ww許すのそこか？」

『私をゲームで判断したそらるさんよりましですー。』




まあ、戻れてよかった。

怖いそらるさんはもう勘弁したいなぁ。


そしてロメオとノンファンタジーは一週間で100万再生を記録したのです。はあ。

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