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お隣さんの部屋はなんだかとても殺風景で
だけどなんだか、心が落ち着く雰囲気
「あのー、」
……
応答なし。
でも、部屋の奥で笑い声が聞こえる。
「二宮、さん！橘です」
もう1度、声のボリュームを上げて言ったら
パタパタと足音が近づいてきて
「遅かったですね〜。どーぞ」
なんて。
ちょっと甘めな言葉尻を残して、また自分だけ部屋の奥へ戻っていく。
……これは、入れって意味かな。
「お、お邪魔します……」
少しドキドキしながら部屋の奥、リビングのドアを開けると
完璧に酔ってるアキちゃんと、それを見て笑ってる二宮さんが仲睦まじ気にビールを飲んでた。
……真昼間からなんて、贅沢。
「二宮さんすいません、ご迷惑おかけしたました。…ほら、アキちゃん立って」
「え〜！Aさんもココで飲みましょーよっ」
でた。
面倒くさいアキちゃん。
こうなったら私が何度「ダメ」って言っても意味がない。だって面倒くさいから
「うちで飲んで行きなさいよ。
どうせ毎晩やけ酒してんでしょ？彼氏と別れて」
その二宮さんの言葉に、アキちゃんは「やったー」って。本当に嬉しそうに喜んで
さっそく私のぶんのビール缶を用意してる。
二宮さんは幼い顔つきで、ビールをゴクゴクと飲み干す。
……この人、美味しそうに飲むな。
「あの」
「ん？ほら、座んなさいって」
腕をグイッと引っ張られ
そのままストン、と二宮さんの隣に。
いつもほんのりと香っていた二宮さんの香りが
今日は胸にくる。ドストライクで、直撃する。
「…ごめんなさい」
「え？なにがよ」
「やけ酒、してなくて。ごめんなさい」
「ふはっ…、
それは期待外れだわ、まじで」
.
……私の運命が変わったターニングポイントは何かって聞かれたら、真っ先に今日のことを思い出すだろう
彼の扉を開けた瞬間から、きっと私の運命は変わった
.
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リンゴ飴 - 同じ名前だったのでついコメントに書いてしまいました本当にみゆぅさんじゃなかったらすみませんm(_ _)m私の言ってるみゆぅさんじゃなかったら消してください！何回もすみません！ (2016年7月1日 6時) (
レス) id: 669ee67220 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴 - みゆぅさん！お久しぶりです！最近デレデレ彼女と不器用彼氏の所に来ないから心配したよ(´；ω；｀)デレデレ彼女と不器用彼氏のみゆぅさんじゃなかったらすみません！ (2016年6月30日 18時) (レス) id: 669ee67220 (このIDを非表示/違反報告)
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