history18 K side ページ19
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「なんでだよっ！」
「まぁ、不愉快と言っちゃあ不愉快だけどな。」
「悠波…」
「参ったね。」
若武、上杉、弦羽さん、黒木。
喋らないのは、ノートを確認するアーヤと、
空を見つめる美門だけ。
「…あの。」
と、アーヤが、若武に話し掛けた。
「なんだ？」
「えっと…話してもいいかな。」
ああ、と若武が不思議そうに発言の許可をする。
「弥恵之中には、お嬢様グループがあるでしょ。
だから、問題を起こしても、
消されるんじゃないかな。
それを知ってるのかも知れない、谷山さん。」
アーヤが、キラリと茶色の目を光らせた。
「そか。…そーなのかもな。」
「ん。…だとしたら、その方が危なくない？」
もし、…もしも、彼女がグループを訴えたら。
「絶対、仕返しがくるよ。」
「そんな…」
弦羽さんが、ハッとしたように顔を上げた。
「よく考えたら、悠波、
そのグループのこと、探ってた…！」
その場にいた誰もが、一瞬で顔を強張らせた。
このまま彼女が退院すると…
危ないんだ。
「引き留めて、来る。」
僕は、小さく呟いて、
もう一度、彼女の病室へ向かおうとした…。
けれど。
「小塚、待って。」
黒木が、僕の右腕を掴んだんだ。
その強い目に、僕は息を止めた。
「…分かった。」
行くな。そう、彼の瞳は告げていた。
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エイミー(プロフ) - 夢美さん» ありがとうございます！頑張ります！！コメント、ありがとうございました！ (2016年5月10日 22時) (
レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
夢美 - スゴいキュンキュンします！これからも更新頑張って下さい！ (2016年5月10日 17時) (レス) id: c4b82c2ea3 (このIDを非表示/違反報告)
エイミー(プロフ) - あおいさん» そう来ましたか！でも、何とかします！！天然…が、上手く出来るかは分かりませんが…。 (2016年5月8日 23時) (レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - エイミーさん» 関係無いけど天然アーヤか、砂彩が見たいです。(うん…作品と全く関係ないね。) (2016年5月8日 22時) (レス) id: 238742477c (このIDを非表示/違反報告)
エイミー(プロフ) - あおいさん» すみません！私の気まぐれで出します、アーヤ。何かリクエストがあれば、出来る限り答えさせて頂きます！ (2016年5月8日 22時) (レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エイミー | 作成日時：2016年5月4日 10時
