【カゲプロ】信じ合えば、きっと。

第四十二話 ページ45

「……ここは？」


「＿＿＿ようこそ。やっとお会いする事ができたな。」


「誰…？どこにいるの…？」


「残念ながら、今は姿を見せる事が出来ないな。」


「ここ…どこ…？」


「ここは、お前の住んでいるところとは、別世界、そう言った方がいいだろう。」


「お母さんは…お父さんは…？×××は…？」


「そう焦らずとも。すぐもとの世界へ戻してあげるから安心しろ。」


「…戻れるの…？」


「ああ、ただし条件がある。」


「何？」


「＿＿＿目の能力をお前に授けるが、しばらくそれをお前の中に閉じ込めて欲しい。」


「目の、能力…？…つまり？」


「その能力を次に俺に会う時まで封印させるんだ。次に会った時は、俺がその能力を解く。いいな？」


「うん…わかった。」


「＿＿＿いい子だ、それじゃあまた会う時にな。」









第一章 始まりから繋ぐもの fin

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