【カゲプロ】信じ合えば、きっと。 (ページ25)

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第二十二話ページ25

屋上へ辿り着いたものの、コノハが屋上から飛び降りようとした瞬間、

シンタロー「ちょっと待て！また飛び降りる気か⁈」

シンタローがそれを制した。

エネ「ご主人、そうじゃなきゃ脱出できないですよ私たち。あそこはパソコンがないからシャッターが開けれませんでしたし。」

A「え、だ、大丈夫なの⁈」

コノハ「大丈夫。掴まってて。」

コノハがそう言った瞬間、地面がいつの間にか近づいていた。

A「きゃあああ‼」

シンタロー「うわあああ‼」

高い屋上から飛び降りたことにより、パニックが半端なかった。

隣で担がれているシンタローも私と同じ瞬間に叫んだ。

地面についたとき、私はかなりぐったりしていた。

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コノハ「大丈夫？」

A「う…うん…。」

体力が減った事もあるため、身体のダメージが大きい。

シンタローは、すでに失神直前だった。

エネ「ご主人～？毎日歩かないからこういう事になるんですよ？少しは足を鍛えたらどうですか！」

エネちゃんが蔑んだ目でそう言う。

シンタロー「うう…少しはこっちの気持ちにもなってくれ…。」

先ほどからシンタローたちを見ている私だが、一向に立てない。

まさか、能力でここまで体力を使うとまでは思ってもいなかったのだ。

すると、コノハが

コノハ「僕がおぶってく？」

と、少ししゃがみ、手を差し伸べて言った。

A「い、いや…でも…うわっ⁉」

答えを出すまでもなく、私はコノハにおぶわれた。

コノハ「無理しちゃダメ。」

コノハにあっけなくそう言われ、しかたなくそのままでいた。

A「うう…。」

少し恥ずかしかったが、無理矢理体を引きずって歩くよりはましだ。

しばらくしてシンタローも、私たちのあとに着いていった。
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ちょっと修正しました！

これでしっとり来るはず((