【カゲプロ】信じ合えば、きっと。 (ページ24)

今日:4 hit、昨日:20 hit、合計:3,863 hit

第二十一話ページ24

男1「な、なんだっ…！」

男2「ひでえ耳鳴りがするぞ‼」

男3「うわああっ！目の前に蛇があっ！」

悪人たちは、気を失ってしまった。

私は、素早く能力を解除した。

シンタロー「なっ…。」

シンタローは、すでに目を開けており、状態が掴めない様子だった。

突然、少し体がふらつき、私は足からバランスを崩した。

エネ「Aさんっ！」

エネちゃんが声を上げた。

しかし、シンタローが走って支えてくれたおかげで床にそのまま倒れることはなかった。

シンタロー「大丈夫か⁈」

A「う、うん…。」

シンタロー「怪我はしてないか？」

A「してない。大丈夫だよ。」

シンタロー「じゃあ今のは…。」

シンタローが心配そうな顔をしたところで、エネちゃんが言った。

エネ「話はとりあえず後です！早く脱出しましょう！」

A「え、でもヒモには届いたけど階段はどうやって…。」

コノハ「僕が2人とも運ぶ。」

A「えっ…？うわああ‼」

その瞬間、私たちはコノハに担がれて階段から素早く屋上へ向かっているのがわかった。

いきなりの出来事により、またもやパニックになる私だった。

しかも体力も減少しているので、何もするすべがなかった。