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第十八話 ページ21
コノハ「そっか…。」
A「コノハ、キャンディあるよ？」
ちょっと可哀想に思った私はカバンにあった中くらいのペロペロキャンディを取り出した。
普段はカバンにペロペロキャンディは入ってない。
もちろんただの偶然だ。
コノハ「欲しい…。」
コノハはすぐにキャンディを私の手からぱっと取り、舐め始めた。
コノハ「A…ありがとう。」
コノハは私の方を見ると、ぱあっと嬉しそうな顔をした。
A「いや、たまたまあっただけだからさ…。」
シンタロー「おいA、コノハにキャンディあげるのはいいがどうするんだ？これから。」
A「雑貨店取りやめ。他の店にする。」
シンタロー「もう予定変更かよ…。」
たしかに急すぎたかもしれない。
私が次の行き先を考えた矢先、思ってもいない悲劇は起きた。
近くにいたコノハが、
コノハ「A。危ないっ…。」
と、私の腕を掴んで自分の方に引き寄せていた。
この後、銃の弾が私の少し隣を掠るまでは、私は状況が読めなかった。
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作者名：Madicc | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/redwhite/
作成日時：2013年12月3日 11時
