【降谷暁と身長差】★ ページ33
「…ふーん…15�僂�ら20�僂�ぁ…」
部活が終わって制服に着替え終わり、唯から借りた雑誌を捲りながらそう呟いた時。
「…何がですか？」
「わあぁぁ！？」
いきなり頭の上から声が降ってきて、私は危うく雑誌を放り投げるところだった。
ビ…ビックリした…！
「…ふ、降谷、君…？」
雑誌を抱き締めながら振り返ると、そこにはいつの間にか真顔の降谷君が立っていて…
「すみません…ノックしたんですけど、反応がなかったので入ってきてしまいました…」
「…あ、そ、そう…ごめんね、気付かなくて…」
若干引きつりながら笑っていると、降谷君は私の腕の中の雑誌に目を向ける。
「…何が、15�僂�ら20�僂覆鵑任垢�？」
「え？あぁ…キスするのにちょうど良い身長差だって。ホントかどうかわかんないけどね。」
少し迷ったものの、読んでいたページを広げて見せると、降谷君は顎に手を当てて…
「A先輩、身長は何�僂任垢�？」
と聞いてきた。
「え？身長？…161だけど…？」
何も考えずに答えると、降谷君はずいっ、と近付いてくる。
「…僕は、183�僂任后帖�
「…そ…そう…」
「22�僂任垢諭帖�
「な、何が…？」
「身長差…」
そう言って降谷君はスッと身を屈め、一気に顔と顔の距離が近くなり…ドキッ、と心臓が跳ねた。
整った綺麗な顔。
サラ…と揺れる前髪。
澄んだ瞳が細められながら近付いて、鼓動が猛烈に激しくなり、顔がボッと火照ってくる。
「ちょ…！」
状況が理解できないまま、鼻先10�僂曚匹貿�った色白の顔に、思わず一歩後退った。
「…2�僖�ーバーですけど…どう…ですか…？」
すると、頭の上からそんな呟きが聞こえ、見上げると降谷君が真面目な顔で私を見下ろしている。
「…はい？」
「…体感した方がわかりやすいかと思って…」
「…体感って…も、もしかして、キスするのにちょうど良い身長差、ってヤツ…？」
半分呆然としながら聞くと、降谷君はコクンと頷く。
ど、どうって…
なんかもうドキバクで、それどころじゃなかったし…
しかも…
「…ごめん、降谷君…私、キ、キスしたことないから…何がどうなったら『ちょうどいい』のか、わかんない…」
視線を揺らしながらそう答えると、降谷君はハッと目を見張ってから、すまなそうな顔をする。
「…すみません…気付かなくて…」
「…うん…でも、そんな哀れむような目で見ないで…」
「…すみません…」
(峰りん様リク)
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雪星(プロフ) - さーたんさん» 楽しんでもらえたようで良かったです！とりあえず、照れはするだろうな、と。それからの反応はそれぞれ違うだろうな、と思いながら書きました(>_<)ゾノはこのシリーズのオチ担当です(笑) (2017年3月2日 20時) (
レス) id: 51d66f5e63 (このIDを非表示/違反報告)
雪星(プロフ) - のりさん» ゾノは、あの歌を歌ってる場面がポンッと降ってきまして(笑)御幸の回なのになんだかゾノがメインになってしまったような…(^^;まぁ面白くなったからいいかな、と(^^; (2017年3月2日 20時) (レス) id: 51d66f5e63 (このIDを非表示/違反報告)
雪星(プロフ) - 桜さん» いえいえ、こちらこそせっかくリクしていただいたのに、お応えできなくて申し訳ありません(T_T)再開したら、またヨロシクお願いします！ (2017年3月2日 20時) (レス) id: 51d66f5e63 (このIDを非表示/違反報告)
さーたん - やばいですね！！！事故チューどれも最高でしたッ！金丸はかわいいし亮さんはかっこいい！！そしてゾノの登場にはわらいました笑 みんなが照れててテンション上がりました笑 ありがとうございます！！笑 (2017年2月19日 0時) (レス) id: a56f300cf9 (このIDを非表示/違反報告)
のり - 雪星さん» ども、おひさです。…とりあえず、ゾノwお主は我をわらかしてくるのぅw御幸の話を読むとデリカシークラッシャー御幸を思い出してただでさえ吹いちゃうのにw (2017年2月16日 23時) (レス) id: 7a0132dcf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪星
| 作者ホームページ：
作成日時：2016年7月29日 18時
