131話 ページ32
庄左ヱ門の言葉に、孫兵は手裏剣を。三郎は縹刀(※すみません、ひょうの漢字が変換出来ないのでわざと縹で行きます。)を出し投げた。
同時に紐を切り、落ちてきたのを二人は掴んだ。
三郎「孫兵。離せ。」
孫兵「いくら先輩でも無理です。」
三郎と孫兵が睨みながらプロマイドを掴んでいたら、
庄左ヱ門「先輩方。A(プロマイド)が千切れます。」
彦四郎「言い方!!」
彦四郎のツッコミを無視する庄左ヱ門。
三孫「は!」
庄左ヱ門の言葉に二人が力を抜くと
仙蔵「私がもらっていく。」スルリ
二人の間に、いつの間にか仙蔵がいて隙を見て二人から抜き去り逃げていった。
三孫「あーー!!立花先輩!待って下さい〜!!」バタバタ
逃げていく仙蔵を三郎と孫兵は追いかけていった。
伊助「庄左ヱ門。いつ先輩が来るってわかったの?」
庄左ヱ門「わかった訳ではないよ。伊賀崎先輩ならきっとAのプロマイドを手に入れられる事を察して来る気がしたの。過激なストーカーだからね。」
孫次郎「過激なストーカー…。」
虎若「まぁ、間違ってはいないね!」
庄左ヱ門「それに鉢屋先輩は、昨日の会話から今日僕たちが伝七にしようとしていたことを見に来ると思ってたからね。楽しい事が好きな鉢屋先輩なら野次馬くらいするだろうからね。」
彦四郎「否定出来ない…。」
しんべヱ「あれ?立花先輩は?」
庄左ヱ門「知らない。」
彦四郎「うわぁ…雑だね。」
ようやく穴から出た伝七は
伝七「……(泣)。」
せっかく貰えるとわかっていたプロマイドを先輩達に横取りされ、あまりのショックにマジ泣きした。
彦四郎「えぇ〜…。」
一平「そんなにショックだったんだね…。」
左吉「これが報復なのか?」
庄左ヱ門「流石に横取りを報復にはしないよ。先輩達が来たのはまぐれだからね。だから、取られたものは仕方ないからこれあげる。」
マジ泣きしてる伝七が可哀想だったのとあげると約束していたこともあり、代わりに用意していたプロマイドを渡した。
お昼寝してるAのプロマイド。
伝七「ありがとう〜!!(号泣)」
感動のあまり号泣する伝七。
庄左ヱ門「ムチばっかりじゃなくアメも上げなきゃね。」
彦左一『庄左ヱ門には逆らわないようにしよう…。』
庄左ヱ門の手腕にドン引きのい組(伝七を覗く。)であった。
ろ組とは組は楽しそうにそのやり取りを見ていた。(飲み込みが早い。)
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ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる!続き楽しみに待ってます! (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年8月6日 23時