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143話 ページ44

左近「わかった。数馬先輩には俺から言っておく。」



乱伏「お願いします!」



左近は返事をすると、悶えている三郎次を引っ張りながら別の席に向かった。久作と四郎兵衛もそれに続いた。



庄左ヱ門「やっとご飯が食べられる。お待たせA。」



A《大丈夫だよ!早く食べよ!》



兵太夫「それじゃあ、よいしょ!」ヒョイ、ストン


A【???】



Aは兵太夫に抱き上げられ、膝の上に乗せられた。何故乗せられたのか分からず、はてなが頭に浮かんだ。


A《兵くん?》



兵太夫「さっきAを怒らせちゃったから、そのお詫びだよ!僕の膝の上は嫌?」



A《嫌じゃないよ!お膝に乗せたまま食べさせてくれるのは、やりにくくない?》



兵太夫「大丈夫だよ!Aは小さいし軽いから気にならないし甘えてほしいの!」



A《えへへ!それならこのままがいい!》



兵太夫「喜んで!」チラ、フン!



Aと兵太夫がイチャついているのを隣に座った伝七が恨めしそうに見ていると、兵太夫にチラ見され鼻で笑われた。



伝七「A!今、兵太夫が僕を鼻で笑った!」



A《兵くん、そんな事したの?》



兵太夫「僕がそんな事すると思う?」



A《しないと思う!》フルフル



兵太夫「伝七の気のせいでしょ。(何Aにチクってるの。後で覚えておいてよね。)」ジトー



伝七「今だって!」


左吉「伝七、やめとけ。」


彦四郎「後で酷い目に会うよ。」


一平「手遅れだと思うけど…。」


伝七「本当の事なのに(泣)」



庄左ヱ門「(無視)みんな席に着いたね。いただきます。」パチ


いろは組「いただきます!」パチ
A【いただきます!】パチ



合掌をしてみんなそれぞれ食べ出した。



兵太夫「美味しい?A。」アーン


A《うん!》モグモグ


兵太夫「次何食べる?」


A《鳥さん食べる!》


兵太夫「うん、わかった。(相変わらず食べ物にさん付けするA、可愛い!)」



イチャイチャ(無意識)


ジー…


兵太夫「…何?伝七。」


伝七「別に…。(僕もあーんしたい。)」


兵太夫「あっそ。(何考えてるかわかるけどさせないから。)」



何をしたいのか、わかっていながら聞く兵太夫。


その時、伝七に運が味方した。


A《伝くん?どれか食べたいの?》



Aは食べたいものがあるから、こちらを見ていると勘違いした。

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ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる!続き楽しみに待ってます! (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年8月6日 23時

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