９５話 ページ46
生物委員会の一年生組が入ってきたAたちに気づいた。
庄左ヱ門「Aに学園案内中。虎若たちだけ？」
虎若「うん。今は僕たち一年生だけだよ！」
庄左ヱ門「あの人は？」
三治郎「今は別の小屋に行ってる。」
一年は組の三人が話していると、八左ヱ門に抱えられていたAが降り、近くにいた兎のそばに行った。
兎は初めて会う人物に警戒をしていた。それを見たAは、兎と少し距離を置きしゃがんで、兎と目を合わせた。
一年生組と５年生たちは、その様子を見守った。
しばらくすると、Aは兎に笑いかけ
A【おいで。】
Aの様子に兎が察し、警戒する人物ではないと判断してAの胸に飛び込んだ。
A【きゃあ！…えへへ！】
Aはビックリするも、兎がよって来てくれたことに嬉しくなり笑いながら兎を抱えた。
庄左ヱ門「天使だね。」
虎若「本当にね！」
三治郎「天使と戯れる動物。」
孫次郎「スゴく絵になるね！」
彦四郎「Aに気を許したのかなぁ？」
一平「僕たちでも、まだあそこまでよって来てくれる事はないのにAはスゴいね！」
八左ヱ門「勘右衛門。生きてるか？」
勘右衛門「っ〜〜！！楽園があそこにある！」
三郎「癒される…」
庄左ヱ門たちと三郎たちが、その様子について話していると
孫兵「あれ？A？どうしたのこんな所でそんな可愛い事して。」
庄虎三『しまった！』
孫兵が戻って来て、兎と戯れるAを見て、Aのそばに行った。
A【あ！孫兵先輩。兎さんと遊んでます！】
孫兵「そうなの。ここの動物たちはみんないい子だよ。将来、僕たちの子供が産まれても子育ては任せてね。」
八左ヱ門「孫兵ー。ぶっ飛んでるぞー。」
A【？よくわかりませんが、ここの動物たちはきちんと育てられていて幸せそうですね！】
孫兵「ありがとう。そういうことがわかってくれるAは、流石は僕の嫁だよね。」
庄左ヱ門「嫁ではありません。」
三郎「おい、八。伊賀崎ってこんな奴だったか？」
八左ヱ門「いや。Aに会う前は動物やペットが第一だったが、昨日からこんなふうになった。ツッコミが追い付かない。」
勘右衛門「頑張れ。伊賀崎の新たな一面を見てしまった気分…」
孫兵「外野が何か言ってるけど、今日は疾風と司、白は一緒にいないの？」
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リム - 毎日更新お疲れ様です｡次回で記念すべき第１００話いつまでも変わらないクオリティーありがとうございます。 (2019年8月6日 23時) (
レス) id: e379c972ce (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみです。更新がんばってくださいか続きが楽しみです。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
茉優 - 毎日楽しく読んでます。更新楽しみに待ってます(*´ω｀*) (2019年8月4日 15時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみにしています。更新がんばってください。続きが楽しみです。 (2019年8月4日 7時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - リムさん» リムさん、コメントありがとうございます！自己満の為に始めた小説を楽しみにしてくださっている人がいる限り毎日更新は小説完結まで続けていきます！まだまだ終わりませんのでお楽しみに！ (2019年8月3日 22時) (レス) id: 345f674abf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2019年7月19日 20時
