７８話 ページ29
勘右衛門「Aは、甘えん坊で泣き虫なのかな？」
彦四郎「でも、授業ではしっかりしてるんでしょ？」
庄左ヱ門「それは、潮江先輩もおっしゃってたけど常に気を張っていたから、は組のみんなで授業以外は甘やかすって決めたの。」
勘右衛門「そしたら甘えん坊で泣き虫ってわかったの？」
庄左ヱ門「はい。素直に甘えていいと言うと兵太夫に、抱っこしてって甘えて可愛かったです。」
勘右衛門「それは、可愛いね！A！俺にも言って？」
Aは、庄左ヱ門に甘えた時の事を言われ恥ずかしがっていると、勘右衛門に甘えて欲しいと催促され、三郎の腕の中から
A【勘ちゃん先輩。抱っこしてください！】
勘右衛門「喜んで！！」
三郎「あ。」
Aのおねだりに、勘右衛門は素早くそして優しくAを三郎から奪い取った。それに、三郎は声を上げるも
勘右衛門「本当にAは可愛いね！いつでも甘えてもいいよ！愛でるから！」
A【甘えてもいいのですか？】
勘右衛門「いいのです！」
A【それじゃあ、勘ちゃん先輩。ギュー】
Aは、勘右衛門の首に腕を回しくっついた。
勘右衛門「可愛い過ぎて言葉が出ない！俺もギュー！」
勘右衛門は、あまりの可愛さに悶え、苦しくない程度に抱き締めた。
Aと勘右衛門がじゃれていると
庄左ヱ門「尾浜先輩。歩きながらでお願いします。いつまでも終わらないので。」
彦四郎「庄左ヱ門、冷静だね…」
三郎「Aを捕られた…。」
庄左ヱ門「鉢屋先輩も、いつまでも落ち込んでないで、またあとで抱っこすればいいでしょ。」
勘右衛門「はーい！」
三郎「はーい…」
テンションの差が大きい。
庄左ヱ門に促され、作法委員会に着いた。
三郎「委員会中失礼します。五年ろ組鉢屋三郎です。少しお時間宜しいですか？」
仙蔵「構わん、入れ。」
三郎「失礼します。」
三郎が、作法委員会の扉を開けると
部屋では、珍しく全員揃っており円になるように座っていた。
仙蔵「学級委員長委員会がAを連れてどうした？」
仙蔵の問いに、庄左ヱ門が文次郎と同じ事を話した。
仙蔵「そうか。A、こっちへおいで。」
仙蔵は、Aを手招きして呼ぶと
勘右衛門に下ろしてもらったAは小走りで
仙蔵の元へ向かった。
A【仙さん！】ｷﾞｭｰ
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リム - 毎日更新お疲れ様です｡次回で記念すべき第１００話いつまでも変わらないクオリティーありがとうございます。 (2019年8月6日 23時) (
レス) id: e379c972ce (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみです。更新がんばってくださいか続きが楽しみです。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
茉優 - 毎日楽しく読んでます。更新楽しみに待ってます(*´ω｀*) (2019年8月4日 15時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみにしています。更新がんばってください。続きが楽しみです。 (2019年8月4日 7時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - リムさん» リムさん、コメントありがとうございます！自己満の為に始めた小説を楽しみにしてくださっている人がいる限り毎日更新は小説完結まで続けていきます！まだまだ終わりませんのでお楽しみに！ (2019年8月3日 22時) (レス) id: 345f674abf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2019年7月19日 20時
