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79話 ページ30

小走りで仙蔵の所まで来たAはそのまま仙蔵に抱きついた。



仙蔵「(可愛い!)おっと、どうした?可愛い事をして。」



A【えへへ!仙さん!】



仙蔵に受け止めてもらい、Aは可愛く笑いながらもう一度名前を呼んだ。


それを見ていた、三郎と勘右衛門は



三郎「なんだ。あの懐きようは。」
勘右衛門「いいなぁー。」



三郎と勘右衛門の視線に気づいた仙蔵は、ドヤ顔でAを抱きしめ膝に乗せた。



三郎、勘右衛門「ムカつく。」イラ




先ほどまでは、自分達に甘えていたAが仙蔵の呼び声に、すぐ反応して駆け寄って行ったのと、何より仙蔵のドヤ顔にムカついていた。



仙蔵の膝の上に乗せられたAはご機嫌だった



仙蔵「A。今日はご機嫌だな。何か良いことがあったのか?」




A【はい!この学園で会った方々が、皆さん素敵な方ばかりで、素直に甘えても甘やかしてもらえるのが嬉しいのです!仙さん、大好きです!】



Aの言葉に、三郎と勘右衛門は胸を抑え膝をついた。



三郎「天使の上はなんて言うんだろうな…」
勘右衛門「可愛いの上は何?」



庄左ヱ門「鉢屋先輩、尾浜先輩。素直なAに悶えていますが、今から慣れておかないと、もっと可愛いAを見て悶絶していいところを見逃しますよ。」



勘右衛門「何で、そんなに冷静なの!今のスゴく可愛かったでしょ!?」



庄左ヱ門「Aが可愛いなんて当たり前です。もっと素直なAを甘やかし、愛でるのが僕たち一年は組の第一の目標です。」



彦四郎「第一?第二があるの?」




庄左ヱ門「うん。確かにAは僕たちに気を許して信頼してくれた。でもAにはまだ秘密があると思ってます。それを言ってくれるのを待ち、力になるのが第二だよ。」



三郎「!!そうか。お前たちならきっと言ってくれるさ。」




三郎は、庄左ヱ門にそう言い感心した。



三郎『Aの秘密である 絶対記憶術 を直感で感じたのか。庄左ヱ門は将来大物になるかもな。』




その頃、仙蔵は膝の上にいるAを優しく撫で続けていた。



伝七「A。僕も素敵な人?」


A【うん!伝七くんは、格好よくていい人だよ!】



伝七「Aに格好いいって言われた!」
兵太夫「A。僕は?」


A【兵くんは、スゴく頼りになる私のお兄ちゃんだよ!】



兵太夫「あー!もぉ、可愛いな!Aは!!」ギュー

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設定タグ:忍たま , 逆ハー , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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リム - 毎日更新お疲れ様です。次回で記念すべき第100話いつまでも変わらないクオリティーありがとうございます。 (2019年8月6日 23時) (レス) id: e379c972ce (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみです。更新がんばってくださいか続きが楽しみです。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
茉優 - 毎日楽しく読んでます。更新楽しみに待ってます(*´ω`*) (2019年8月4日 15時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみにしています。更新がんばってください。続きが楽しみです。 (2019年8月4日 7時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - リムさん» リムさん、コメントありがとうございます!自己満の為に始めた小説を楽しみにしてくださっている人がいる限り毎日更新は小説完結まで続けていきます!まだまだ終わりませんのでお楽しみに! (2019年8月3日 22時) (レス) id: 345f674abf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月19日 20時

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