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68話 ページ19

A【乱ちゃん……飲む。】



乱太郎「はい、どうぞ。」



兵太夫に抱っこされてるAは、少し落ち着くと乱太郎から水を貰い飲んでいた。



庄左ヱ門「さて、先輩方、彦四郎たち。お騒がせしました。」



三郎「いや。気にするな。」


彦四郎「う、うん。Aは大丈夫なの?」



庄左ヱ門「うん、僕たちがいるから大丈夫。それじゃあそろそろ授業だし、僕たちは行きますね。三治郎。」



三治郎「はーい!」



庄左ヱ門「あとは任せたよ。」



三治郎「了解!」



Aを連れ庄左ヱ門たちは授業に行った。





三治郎が残った事が不思議に思った一平は



一平「なんで三治郎残ったの?」




三治郎「それは、庄左ヱ門に残った人に言っておいて欲しいことがあるから。」



左吉「お前たちいつ話した?」



三治郎「ん?話してないけど何をするかは分かるから。」



彦四郎「え、意味がわからない。」




三郎「三治郎、話ってなんだ?」




三治郎「それはですね。忠告ですよ。さっき見た通り、Aは僕たちに甘えたり、置いていかれるのを嫌がります。それに、Aが気を許すのは信頼出来る人だけです。
僕たちを蔑ろにしないで、Aに信頼されるようにしないとAの隣には行けませんよ。伝七、鉢屋先輩。」




三郎「!!」


伝七「なんで名指しなんだ。」



三治郎「庄左ヱ門が、今いる人の中でAに恋をしているのは、伝七と鉢屋先輩だからって言ってたから。」



左吉「だから、なんで分かるんだよ!」




三治郎「は組だから。」



彦四郎「意味がわからない!!」



勘右衛門「三郎は名指しで、俺は何も言われてないけどもしかすると俺もAの事好きかもしれないのに俺はいいの?」



三治郎「その可能性もありましたが、まだ尾浜先輩がどの好意を持っているか分かりませんので保留です。」



一平「三治郎、そんな難しい言い方出来たんだ。」



三治郎「Aに関する事だけなら、アホのは組は頭を回転させます!」



伝七「勉強もしろよ!」




三治郎「それは置いといて。結局僕たちは、Aが幸せならそれでいい。それに誰を好きになるのかはAが決める事。
Aが来たとき、不安そうにしていた。家族を三年前に亡くしそれまである意味一人だった。そのAの家族代わりになろうっては組のみんなで決めた。」




一平「なんでそこまで…」

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作品ジャンル:アニメ
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リム - 毎日更新お疲れ様です。次回で記念すべき第100話いつまでも変わらないクオリティーありがとうございます。 (2019年8月6日 23時) (レス) id: e379c972ce (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみです。更新がんばってくださいか続きが楽しみです。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
茉優 - 毎日楽しく読んでます。更新楽しみに待ってます(*´ω`*) (2019年8月4日 15時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみにしています。更新がんばってください。続きが楽しみです。 (2019年8月4日 7時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - リムさん» リムさん、コメントありがとうございます!自己満の為に始めた小説を楽しみにしてくださっている人がいる限り毎日更新は小説完結まで続けていきます!まだまだ終わりませんのでお楽しみに! (2019年8月3日 22時) (レス) id: 345f674abf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月19日 20時

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