14話 ページ15
兵太夫「僕たちのこと、そんな風に思ってくれてるなんて!!」
きり丸「難しい事はわからないけど、僕たちのこと大好きって事でいい?」
Aは、困りながら頷いた。
庄左ヱ門「いきなり、みんなで抱きつくからAが困ってるよ。」
しんべヱ「庄ちゃんが、それを言うの?」
喜三太「確かに、一番に抱きついたのに(笑)」
は組で、ワイワイしていると
左吉「確かに、は組の事を下に見ているけど、は組よりも僕たちのほうが勉強できるから下に見てた。」
一平「だから、僕たちは勉強のできないアホのは組って言ってる。」
彦四郎「アホのは組って言われたくないなら、少しでも勉強できるようにしたらいいよ。」
伝七「勉強が出来るまで、僕たちはアホのは組って言うと思う。でもそれは勉強だけで、他の事は少しずつ歩み寄りたいと思う。
……これが、僕たちい組の考えだよ。」
Aは、それを聞き
A《うん、それも自分達の考えだよ。は組のみんな、勉強頑張れる?》
は組「無理!!」
A《なら少しずつ勉強頑張ろう?私も力になるから。》
は組「まぁ、それなら。」
い組「おい!Aが言うからするんじゃなくて自分からやれよ!」
は組「うるさい!頭をでっかち!」
い組「これだから、は組!」
ヤイヤイヤイ
結局いつも通りの言い合いになるも、前ほど険悪な雰囲気ではなく、ちょっとしたじゃれあいになっていた。その事には組も、い組も、気づいていた。
Aは、は組とい組が楽しそうに言い合いをしているのを見て笑っていた。
バタバタバタ
乱太郎「もう、みんな何してるの!」
三治郎「先に行ったのにまだ来ないから心配したよ!」
乱太郎「A、食堂のおばちゃんが疾風も司も入っていいって!」
A《本当!教えてくれてありがとう!》
庄左ヱ門「そうだよ、こんな争いをするためじゃなく僕たちご飯を食べに行くところだった!」
しんべヱ「そうだよ〜、早く行こ〜よ〜」
伝七「確かに、は組と争っていないで早く行こ!A、一緒にご飯でもどう?」
兵太夫「なんで、い組とAが一緒に食べるんだよ!僕たちと食べるんだ!」
きり丸「ホントだよ、行こ!A」
そう言ってきり丸は、Aの手を引いて走り出した。
A【わぁ!】
は組、い組「きり丸狡い!」
きり丸を先頭に、い組とは組は食堂目指して走りだした。
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - え、好き、愛してる💪(・ω・`)ムキィ (2023年2月13日 23時) (レス) @page17 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
関西弁大好き - めちゃ面ろいわぁ〜〜〜!!!!! (2022年4月16日 16時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - 朱鳥さん» 更新頑張って下さい! (2020年9月28日 7時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - (名前)アネモネさん» コメントありがとうございます!ご指摘ありがとうございます。他にも誤字脱字とかもあるとは思いますが落ちついた時にでもまとめて直させていただきます。 (2020年9月27日 20時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - とっても面白いです!間違っていたらすみません。保険委員会のところの“保険”って“保健”では無かったでしょうか? (2020年9月27日 15時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月8日 7時