4.アフト篇 ページ4
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〈こちら忍田。聞こえるかA〉
『聞こえます』
飛行型の上に乗り、周囲のトリオン兵を
撃ちまくるAは電話に出るかのような
余裕ある声で答えた。
『新型トリオン兵ですか』
〈ああ。動きは
『はいもちろん』
____パァン!
自分が乗って利用していた敵国の飛行型を撃ち墜としビルに着地した。
『全隊に伝えてください。東さんの言う通り新型は隊員を捕らえようとします。一番硬いのは腕。頭や背中はその次くらい。動きが速いし打撃も大きいのでB級上位以下くらいは固まった方がよさそうですね________』
____バババババッ!!!
Aはそんな情報御構い無しに
新型をぶち抜いたが。
『それと電撃に注意です』
今日のAはいつになく真剣。
迅の予知を聞いたのと、この曇り空の下
繰り広げられる大きな爆音や閃光が原因だろう
〈了解だ。的確で助かる。引き続きお前は臨機応変に新型とトリオン兵の排除を頼む。特に散らばったB級隊員の援護だ〉
『砂月了解です』
どう考えても敵国には勝算があるだろう。
それにまだ、人型ネイバーは出てていない。
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作者名:風間さん | 作者ホームページ:http://id41.fm-p.jp/442/kazahime0128/
作成日時:2015年12月21日 0時