24.アフト篇 ページ24
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「隊長!」
現れたワープ女は艇へ急ぐ
「艇を調べろ!」
「………”帰還”の命令が実行されています!
緊急発進まであと60!………命令を変更できません!!”金の雛鳥”を持って早く艇へ……!」
しかしキューブは偽物だった。
当然そうなると、青髪の男の目に映るのはAしかいないだろう。
「時間がありません!隊長!」
「ミラ。あの女を止めろ」
三雲を連れ、あの身体ではもう移動できないとみたハイレイン。
____ザシュッ!!!
三雲を抱えたままかろうじて避ける
『……トリガーオフっ!!(ここでベイルアウトするわけにはいかない……!!)』
これはベイルアウトしてもいい状況だ。
それさえすれば捕らえられることはまずない。
それでもAは三雲を護るため残るだろう。
「今だ」
________ザシュ。
『や………!!!ッ』
避けはしたものの腹には一本刺さっている。
〈A!!!!〉
通信からは割れんばかりの声
________スタン、
しかしそこに現れたのは空閑遊真
「ヤツはヴィザ翁を倒したブラックトリガー…………仕方ない。”金の雛鳥”は放棄する。発進までに艇をゲートまでまわせるか?」
「はい!ヴィザ翁を回収します!
ヒュースは………いかが致しますか?」
「……ああ。”金の雛鳥”を逃した以上予定通りヒュースはここに置いて行く。」
その後ゲートは消え、空は晴れた
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作者名:風間さん | 作者ホームページ:http://id41.fm-p.jp/442/kazahime0128/
作成日時:2015年12月21日 0時