22.アフト篇 ページ22
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「随分と大人しいのね。達者なのは口だけかしら?それとも援軍が来るのを待っているの?」
挑発的な笑みの直後
____ザシュッ!!!
見えない速さの閃光により
ラービット一体は倒れた。
「(なに……今のは……!?)」
速すぎてその攻撃を他に回すこともできなかったワープ女。
『どのくらいの速さまで攻撃を飛ばせるかな〜って考えてたんだけど安心した。
この程度でそんな顔してくれるんだもん』
その笑顔、危険____
____ズドォオオオオン!!!
ありえない拡張率で有名な
Aの旋空孤月が屋上から敵の隊長まで飛んでいく。勿論攻撃に触れた場所は更地だ!
「ミラ!その女をこちらへまわせ、俺が相手をする。お前は運び手を止めろ。」
尚更敵はAを隊長の元へ行かせられないが
ここでトリオンを消費することも惜しい。
「ですが………!」
『ふふっ……』
ニヤリ笑うA。実は敵の困った顔が好きだったりするSっけもあったりなかったり。
〈遊んでねーでさっさと片付けろ〉
『じゃ、ここ任せてもいい?勇君』
〈譲ってくれんのか?気前がいいなA。お魚野郎にキューブにされんなよ〉
『了解』
まだ、少女が生身の損傷をする未来は消えていない
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作者名:風間さん | 作者ホームページ:http://id41.fm-p.jp/442/kazahime0128/
作成日時:2015年12月21日 0時