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雅紀side
夜の11時半。
下3人は明日も学校なのでそろそろ寝る用意をしないといけない。
「……寝るよー」
「……んん、はぁい……」
「……ん……」
智にぃの言葉に半分寝かけの和と翔が返事をする。
潤はまだ眠くないようで、さっきからテレビに釘付け。
「……潤、寝るよ? 」
「……ん」
智にぃは翔、俺は和を支えて2階にあがる。
2人に歯磨きをさせて、パジャマに着替えさせ。
部屋のベッドに転がしておく。
「……おやすみ。雅紀、潤」
「うん。おやすみ智にぃ、潤」
「……やすみ」
俺も歯磨きを終わらせ、部屋に戻る。
けどまだ眠る気にはなれず。
本棚の漫画に手を伸ばした。
それから暫くたった頃。
今の時間は2時少し前。
ｺﾝｺﾝ,とドアがノックされた。
「……雅紀にぃ、起きてる……? 」
「潤? どうしたの? 」
聞こえてきた声にドアを開けると、そこには潤が枕を持って立っていた。
「……クーラー壊れて、寝れないからここで寝ていい? 」
「え、うん、良いけど……。他の皆は? 」
「ドア叩いても反応なし」
ほんと困る、と呟いた潤は俺のベッドの上に枕を放る。
そのまま俺の布団に潜り込んだ。
「……雅紀にぃ漫画読んでて良いよ……? 俺は寝るけど……」
「暑いんじゃないの? 布団着て大丈夫? 」
「……涼しい中で布団着るのが良いんでしょー……? 」
そう呟いて潤は瞼を閉じた。
それと同時に寝息が聞こえてくる。
「……だから寝る前に怖いテレビ見ない方がいいよ、って言ったのに」
ふふ、と思わず声が漏れる。
髪を撫でてやると、ん。と身動ぎする潤。
……多分、寝る前に見てたの怖い話だったんだろうなぁ。
それで悩みに悩んで恥を捨てて俺のところに来たんだろう。
他の人は……からかわれそうだしね。
「……ん、ふぁ……」
俺もそろそろ眠くなってきたかも。
失礼しますよ、と潤の横に潜り込む。
ふわ、とした匂い。
シャンプーでも、ボディソープでもない潤の匂い。
「……何か俺、変態みたい……」
「……ｯ……ん……」
怖い夢でも見てるのかうなされる潤。
大丈夫だよ、って意味を込めてｷﾞｭｯと抱きつく。
と、さっきまでのうなされ声は消えｽｰｽｰと寝息が。
次の日、潤が寝坊しちゃって3人に一緒に寝てたのが見つかり尋問されたのはまた別の話。
-1日の過ごし方-
end
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0915ARS - これすごい面白い！そろそろ恋とか入れて欲しい！後ファンクラブの詳しい下り入れるとか… (2019年10月16日 20時) (
レス) id: a982556a6b (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - あいさん» 本当ですか? そう言っていただけてとても嬉しいです!! またリクエストお待ちしておりますね!! (2019年8月5日 21時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ありがとうございます☆楽しく読ませてもらいました(*≧∀≦*) (2019年8月2日 17時) (レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
小,加 - はい！ 全然大丈夫です！ 楽しみに待ってます (2019年8月1日 8時) (レス) id: c2b14c6c1f (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - 小，加さん» リクエストが、前のリクエストと被ってしまうのでいくつか間を空けてから書かせていただいてもよろしいでしょうか? (2019年7月30日 22時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐_翔潤_ | 作成日時：2019年7月12日 7時
