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「それで此処に、毎日。帰ってきても良いんだよ」
「ちょ、待って、待って頭が追いつかない。俺いま冷静になれないんだけどそれ、て、」
「そんなに慌てることあるんだね」
いやめちゃめちゃウケてるけど、その顔あんまし見たことないからレアなんだけど、え、なにその顔かわい！じゃなくて。毎日帰ってくるということは、そういうこと？彼はじわじわとそれを示唆する。
「二人で住むには狭いかな」
「狭くない。此処が良い、ねえ本当？一緒に住めんの？」
テンパり散らかす俺を見る、その幸せそうな表情が。想像もしなかったこの幸せ過ぎる展開が。どうか夢なんかではありませんようにと祈ってしまう。だってまだ信じられない、手のひらで確かな重みをもって輝く鍵の存在。
「本当だよ。まぁ記念日的な日にあげようと思ってたんだけど。直近だと無いし、いまでも良いかなって」
「記念日あるよ、潤の誕生日」
「翔くんに“おはよう”と“おやすみ”を言う毎日をください、なんて？」
「やべ…それどんな作家の言葉より痺れる」
「すきなひとの言葉だからだよ」
肩をくっつけて笑って。こんな風に、言葉遊びをするみたいに恋人同士の会話が出来るなんて、幸せすぎてどうにかなってしまいそうだ。
ともすればプロポーズのような彼の言葉を噛み締めつつ横を向いて愛おしいひとの目を見れば、彼は顔を近付けて。唇が触れる直前、思い出したように眼鏡を外してローテーブルに、置いた。
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7oh(プロフ) - 薫さん、おはようございます！読んでいただきありがとうございます。褒めてもらえてうれしいです！ありがたきハピネスです！！葉山先生より少し色がある、っていうのグッときました。先生側の話もお楽しみに！ (2019年7月1日 8時) (
レス) id: c7b4c0e1dc (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - 7ohさんこんばんは！いっきに読んでしまいました。翔くんの歳下なのに潤の扱い方とかチャラい外見とか、私の好きな要素がつまっててありがとうの世界です！潤は、葉山先生より少し色がある感じ…翔く素敵です。いいです。別バージョン楽しみに待ってます (2019年7月1日 2時) (レス) id: 93fa30b886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：7oh
| 作成日時：2019年6月30日 21時
