Spin off #04 君に触れた瞬間(６) ページ32
「え、なんで！？」
「えっとね＿＿＿＿(中略)＿＿＿＿という事があって」
Aちゃんやっぱり、すげー驚いてんな。
流石に、彼女がじーちゃん家に１泊していった事は伏せておいたけど・・
「そもそも、宮本君と天城さんが知り合いだったなんて」
「そっから？」
遠い記憶を辿ればその内思い出すよー
「天城さん・・元気だった、かな」
「うん。相変わらずあの調子。」
「そっかー」
嬉しそうだな、Aちゃん。
「私も天城さんに会いたいな・・」
「Aちゃんも近いうちおいでよ。俺のじーちゃん家。天城さんの家も近くだし。」
「え、いいの？」
「勿論。」
早くにでも、じーちゃん達には紹介出来ればと思ってるし・・
「・・天城さんって」
「ん？」
「…い「お待たせしました！アイスコーヒー２つになります♪(やっぱイケメン♪)」
Aちゃんが何かを言いかけた所で、注文してた飲み物が来た。
「どうも」
「(キュン！イケメンってずるい…！)」
この店の店員、やけに明るいな
営業スマイル120点ってところかな。
「あ、ごめん。話の続きを…」
"天城さんって"
その続き、気になるな・・
「えっと・・何て言おうとしてたっけ」
「おーい(笑)」
忘れた・・？
「やっぱいいやっ」
「そ？」
遠慮がちに笑いながら、コーヒーを口にする。
「そういえば、昨日優乃ちゃんが＿＿＿＿＿」
それから、話題を変えて
楽しげに、最近あった話をする。
「＿＿＿＿＿でね、」
「ははっ、何だそれ(笑)」
Aちゃんは、いつもいつも楽しそうに話す。
「今度皆でそこに行こうかって話になって、」
「あ、いいじゃんそれ」
それは、いつも周りに大好きな人達がいるから。
Aちゃんが楽しそうだと、俺も楽しい。
＿＿＿＿＿＿でも、
「楽しみだね・・」
話し終えたら、きまってどこか遠くを眺める。
まるで、
解放されてた自由から無理矢理引き戻されるように。
「Aちゃん」
「ん？」
Aちゃんにとって、俺は
「これからも沢山、デートしようね」
「う、うん・・どうしたの急に(笑)」
" １番 " じゃない。
いや、
正式にはなれないんだ。
そうわかっているから
俺はまだ、君に触れる事が出来ない。
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ぴこ(プロフ) - まこさん» 最後まで読んで下さりありがとうございます！！……実は、かなり以前からこの作品のパラレルワールド的な新作を考えていました。現在別の作品を更新しており、その作品が落ち着き次第、公開出来たらなと考えております。報われる黛さん、やはり見たいですよね…(>_<) (2018年6月15日 21時) (
レス) id: 329a406db9 (このIDを非表示/違反報告)
まこ - こんにちは。私も黛さん大好きなので一気に読ませていただきました。もう悲しくて私が立ち直れなくなるくらい文章が上手いので次回作は是非報われる黛さんが見たいです。幸薄な黛さんも魅力的でしょうが、そこをなんとか！次回作を楽しみにしております。 (2018年6月15日 11時) (レス) id: 8ab948ac9c (このIDを非表示/違反報告)
ぴこ(プロフ) - 蓮林檎さん» 応援ありがとうございました！！それぞれのキャラ達を気に入っていただけてとても嬉しいです。大好きな作品だなんて(´；ω；`)ありがとうございます！結ばれませんでしたが、夢主は黛さんをずっと思い続けているでしょう。今まで本当にありがとうございました！ (2018年1月15日 14時) (レス) id: 329a406db9 (このIDを非表示/違反報告)
蓮林檎 - 今までお疲れさまでした。夢主ちゃんは良い子で、クラスの人達とかも良い人で、気づいたらすごくこの作品にハマっていました！ずっと大好きな作品です！でもやっぱり黛さんが１番です(;o;)夢主ちゃん、末永くお幸せに…！これからも頑張ってください。 (2018年1月8日 20時) (レス) id: c304ec75c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴこ(プロフ) - *。赤司 妃奈 。*さん» 本編に引き続き、応援ありがとうございます。お２方はちょっとしたバカップルなので楽しく書いてます(笑)宮本君は切ないんですよね・・。どう動くのか、今後にご期待下さい！黛さんもミスディレ状態ですが、勿論出てくるのでお楽しみに！ (2017年11月29日 5時) (レス) id: 329a406db9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴこ | 作成日時：2017年11月19日 20時
