【進撃の巨人】調査兵団の切ない人魚姫【リヴァイ】

6...☆番外編的なもの ページ8

これはまだ、悲劇が始まる数日前＿＿＿＿＿。



今日は、昨日雨が降った分、かなりの晴天だ


あ「わぁ、すごく晴れてますね、中庭に出てみましょう」


私はそういうと中庭にでて花壇の花を見ていた


あ「追いかけて＿＿＿＿私は歩くわ」


私は、ついつい歌を口ずさんでいた


ザッ


あ「どなた？」


ハ「にゃははは気づいちゃった？」


あ「ハンジ、でてくれば良かったのにどうして出てこなかったんですか？」


ハ「いや〜Aの歌がどうしてもきれいだったからさ〜」


あ「この歌ですか？この歌は小さいころにどこかで聞いて、それからずっと覚えているんですよ」


あ「なんか＿＿＿やさしい歌で落ち着くんですよね...」


ハ「さっきのって人魚姫を題材にした歌...？」


あ「はい、そうですけど」


ハ「じゃあさAもナイフ持ってるの？」


あ「ハンジになら見せてあげますよ」


私はそういうと太ももからいつも所持しているナイフを取り出した


あ「これ、言い伝えによるとおとぎ話にでてきたナイフなんですよ」


ハ「ねぇねぇ前話してくれたさ、願い事の代償に声を失うやつを
　 もう少し詳しく教えてくんない？」


あ「いいですよ」


あ「声を戻すには二つ、方法があるんです」



あ「一つ目は、まだ２５歳前だった場合で、
　 ２５歳のキスをしたのと同時に声が戻るんです」


ハ「へぇー！Aにはリヴァイがいるから泡にはならないよね！！」


あ「うっやめてくださいよっ！！」


ハ「若いっていいね〜」


あ「ハンジも十分若いから大丈夫ですよ！」


ハ「話ずれてない？」


あ「すみません、そうでしたね」


あ「二つ目は、その願い事を撤回することです」


あ「たとえば、物が欲しくて願った場合はそれを自分の意思で壊したりとか....」


あ「瀕死の人間を助けた場合は
　



　 ＿＿＿＿＿＿その人を殺してしまうとか」


あ「まぁ私は今のところ願いは使わないと決めてるんですけどね」


ハ「そっそうだね声は大事にしなきゃ！声は！」


あ「そうですよね！」

　

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