【進撃の巨人】調査兵団の切ない人魚姫【リヴァイ】

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ナルーシャを料理長に差し出して1時間。さて、どうなっているのでしょう...


私は一人シーンと静かな部屋でそう思った


見に行きますか...ﾔﾚﾔﾚ


立とうとしたその瞬間...



コンコン



誰かのノック音


声が出ないから少し無用心ですが...まぁどうせ警備もしっかりなっているでしょうし...


そっとドアを開けたとき


誰か分からない覆面の侵入者が私の頭に思いっきり固いものを振り下ろした



ゴッ



鈍い音が体に響く


あ「クッ...」


やっぱりあけるべきではなかったんだ...


私の意識はそこで途切れた


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ここは...どこ？


目をさますと汚い部屋にいた..


窓の外を見てみるとどうやら地下街のどこかにいるらしい...


ザッザッ


向こうから誰かくるっ...！


？？「あ...やっと気づいたか人魚姫....」


こいつは....！


レオンッ！！


レ「その目は『こっちにくるな』ってんだろ？」


レ「だが、お前は手足が縛られている、俺が近づいても抵抗できないだろ？」


そういうとレオン...いや奴は部屋の様子を見ている私の顔を自分のほうに向けさせた


レ「そーいやーお前、声が出ないんだってな〜なんだっけ『恋人』のために使ったんでしたっけ？」


そうニヤニヤしながら奴は話しかけてきた


手足が縛られてなかったらこんな縄すぐとけるのに


私の体は何本もの縄で絞められていた


実力を知っているやつだからきっと逃げられないよう入念にしばったんでしょう


まだ、今は抵抗しないようにしなくては


きっと誰かが私を助けに来るはずです....

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