サバナクローにはもう1人ハイエナがいました

ハイエナがもう1人…17 ページ21

ある日の夜、次の日の朝も朝練があるというのに、雑談だったはずのおしゃべりが盛り上がり気づけば日付けが変わっていた。

でも、楽しくてうとうとしながらも耐えていた時、いつもなら寝ているはずのジャックくんがまだ制服姿で起きていて、それにびっくりして目が覚めた。

どうやらジャックくんは監督生と狸くんことグリムをサバナクロー(ここ)に泊めて欲しいとのこと。

レ「却下だ。」

ジャ「そんな即答しなくても……。」

レ「ウチの寮はペットの持ち込みも禁止している。毛が落ちるからな」

グ「嘘つけ〜〜！オマエらの方がオレ様よりよほど毛がフサフサしてるじゃねぇか！」

ラ「それはそれ、これはこれッス。」

『私たちをペット扱いしないでくれる？』

レ「だいたいな。空き部屋の掃除なんか何ヶ月もしてねぇし寮生どものガラクタ置き場になってんだろ。2匹もどこに置いておくつもりだ。」

『あ、それなら…』

ラ「…あ、そっか」

ラ/A「レオナさんの部屋に置いとけばいいじゃないスか。/じゃない。」

2人以外「はあ！！？？」

レ「お前ら、言葉は慎重に選べよ。口を縫い合わされたいのか。」

ラ「だってレオナさんは部屋に召使いが居るにとか慣れっこでしょう？宿代代わりに、身の回りのお世話は全部そいつらにやらせればwin-winじゃないスか？」

『それに部屋は1番広いし』

レ「ガルル…お前ら…」

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