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ハイエナがもう1人…10続き ページ13

『だったらどうして、こんな事をずっとやってきたの!!』

今までの行いが全てバレていてレオナさんが今になってマジフト大会を降りるなんて言い出した。

なんて都合のいい性格をしているのだが…

今になって私は許せなくなってきた。
バレてたと言う気持ちなんかよりも今はあんなレオナさんがとてもムカつく。
ラギーが怒るのがとても分かる。

レ「あぁ…面倒くせぇ。黙れよ雑魚ども!」

すると辺り一面に砂嵐が起こったかのように砂が舞っていた。

ラ「ぐぇっ…」

ジャ「レオナさんが触れた所が全て砂に変わっていく。」

レ「これが俺のユニーク魔法。王者の彷徨(キングス・ロアー)皮肉だろう?なにより干ばつを忌み嫌うサバンナ王子が持って生まれた魔法が…全てを干上がらせ砂に変えちまうものなんて!」

ラ「レオナ…さ…っ苦し……ッ!」

『私…も…苦し…い!』

デュ「2人の腕にひび割れが!」

エ「まさか人間も干上がらせるというのかよ!」

リドルくんがユニーク魔法を使って止めようとしているのが微かに見えたけど、意味がなかったようだった。

レ「はは!どうだ、ラギー。苦しいかよ。口の中が乾いて、お得意のおべっかも使えねぇか?
A。お前もなんか言えよ。いつもならラギーのように調子よく後から言うじゃねぇか。
あぁ、そうかお前も口の中が乾燥していて何も言えねぇのか。」

ラギーは何も話せない。
けど、私のユニーク魔法なら声に出さなくてもテレパシーみたいな感覚でレオナにもいけるはず…!

『ま…だ…』

A(意識の書き換え(マインドリーディング)。レオナさん今すぐ私とラギーをレオナさんから離して!)

レ「やっぱり、Aはしつこいな。お前のユニーク魔法も今の俺には関係ねぇよ。リドルのを見ただろう。」

ジャ「まずい、あのままじゃ先輩達が!」

ユ「殴ってでも止める!」

ジャックくんのおかげで隙ができ、リドルくんがレオナさんを止めてくれたおかげでどうにか私から手が離れた。

みんなが喜んでる。

助けてくれてありがとう。
でも、今は声を出すのがまだしんどいから言えなくてごめんね。

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イナリ(プロフ) - オクタヴネルではなくオクタヴィネルです。 (2021年1月15日 17時) (レス) id: 5913094c95 (このIDを非表示/違反報告)
RIU(プロフ) - ウィルゴ・パルテノスさん» コメントありがとうございます。ただいま作成中ですので、もうしばらくお待ち頂けたらと思います。 (2020年8月13日 23時) (レス) id: 20dc6df9a4 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - 続きお願いします (2020年8月11日 7時) (レス) id: 97fd350fc4 (このIDを非表示/違反報告)
RIU(プロフ) - 瑠李さん» ご指摘ありがとうございます。全く気づかなかったので申し訳ありませんでした。訂正致しました。 (2020年7月29日 7時) (レス) id: d1f8f13cd6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 18話です。レオナのセリフなのにラギーの口調になっています。 (2020年7月28日 22時) (レス) id: 3c01cb7537 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RIU | 作成日時:2020年6月30日 21時

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