ハイエナがもう1人…10 ページ12
そして私達は、レオナさん達がいるマジフト場へ戻ってきた。
ラ「中継…見てましたか?…レオナさん」
レ「あぁ、上出来だ。ラギー。Aは魔法薬無しでアレだけ出来たらもう何も言う事がないな。」
レ「あばよマレウス。今年の王座は俺がもらう。」
ラ「へへ、王様バンザイ!シシシッ」
『シシシッ。王様バンザイ!!』
リ「話は聞かせてもらったよ。」
レ「これはこれはハーツラビュルのみなさんがお揃いで。それにそこにいるのはウチの1年坊じゃないか。ハーツラビュルに転寮したのか?」
ジャ「俺はただ、今のアンタと肩を並べたくないだけだ。」
気持ちを切り替えてたはずなのに、私の嫌な予感が的中して今の状況が全く読み込めなかった。
そうしいる内に、レオナさんやリドルくん達が話を進めていき気づけばサバナクローの寮生がリドルくんのユニーク魔法にかかっていた。
そして、ディアソムニア寮の人たちが来ていた。
しかも群衆に巻き込まれたはずなのに無傷で。
ケ「ざーんねん!あれはオレのユニーク魔法で増えたオレくん達でした!」
レ「なんだと?」
どうやら、リドルくん達から話を聞いていてマレウスはと言うと魔法で観客たちをコロシアムまで安全に導いていたらしい。
ラ「そ、そんなのアリッスか!?」
『ってそれはズルくない!?』
レ「……あー、もういい。やめだ、やめ。」
ラ「レオナさんそれってどういう…」
レ「マレウスが五体満足で試合に出るのなら俺たちには勝ち目があるわけねぇじゃねぇだろうが。そんな試合に出たって意味がねぇよ。俺は降りる。」
ラ「マレウスはともかく、他寮の有力選手はみんな潰して来たじゃないッスか!」
『そうだよ!それなのにレオナさんが出てくれなかったら、いくらサバナクローでも3位に入るのも…』
ラ「そうッスよ。オレたちの夢はどうなるッスか?」
レ「どれだけ世界が注目していようが所詮は学生のお遊びだ。お前らが目をキラキラさせて夢語ってるのが可笑しくて、少し付き合ってあげてやってただけだろ。」
ラ「なんで…俺たちで、世界をひっくり返すんじゃなかったんッスか!?」
『だから、この日の為にずっとやってきたのに…』
レ「キャンキャンうるせぇな。本当のことを教えてやるよ。」
レ「お前ら2人はゴミ溜め育ちのハイエナで俺は永遠に王になれない嫌われ者の第二王子!何をしようがそれを覆ることは絶対にねぇ!」
ラ「ふざけんなよ!!ここまできて諦めるなんて!」
文字数…
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イナリ(プロフ) - オクタヴネルではなくオクタヴィネルです。 (2021年1月15日 17時) (レス) id: 5913094c95 (このIDを非表示/違反報告)
RIU(プロフ) - ウィルゴ・パルテノスさん» コメントありがとうございます。ただいま作成中ですので、もうしばらくお待ち頂けたらと思います。 (2020年8月13日 23時) (レス) id: 20dc6df9a4 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - 続きお願いします (2020年8月11日 7時) (レス) id: 97fd350fc4 (このIDを非表示/違反報告)
RIU(プロフ) - 瑠李さん» ご指摘ありがとうございます。全く気づかなかったので申し訳ありませんでした。訂正致しました。 (2020年7月29日 7時) (レス) id: d1f8f13cd6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 18話です。レオナのセリフなのにラギーの口調になっています。 (2020年7月28日 22時) (レス) id: 3c01cb7537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIU | 作成日時:2020年6月30日 21時