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※※花言葉について間違いがありましたら申し訳ございません。様々ありますが、都合のいいものを作中で使用しています※※
そして、ある共通点に気づいた。
細いリボンが、花の枝下に結ばれていた。
赤色が結ばれている花と、青が結ばれている花。
そして、何も結ばれていない花
大半が赤色で、青色のリボンが結ばれている花はたったの1本。
その花は花束向けでもなければ、どちらかというと、野花や山菜のようにも見えた。
「赤いリボンの花は除外。」
赤いリボンの花...、
かすみ草、百合、ガーベラ。
贈り物としても花束としてもメジャーな花たちが除かれた。
残った花は、
多くの赤い薔薇と、見たことのない花。
「シレネ、だね。」
「夕顔ですね！！」
「夾竹桃、ですわね。」
「それと、ジニア。」
与謝野に宮沢、ナオミに乱歩。
うっすら覚えのある花もあるが、大体知らない。
「皆さん、よく知ってますね…。
そういうのは全然で...。
でも、あんまり贈り物では見ない花です。」
「そりゃそうだよ。
どれもこれも縁起悪い花言葉だしねえ。」
「え、そうなんですか？！」
「花言葉は様々だけどね。ここまで揃えば、何か��そういう��意味があるんだろう。」
太宰はゆっくりと、だがスムーズに、
花と、その花言葉を順序よく照らし合わせた。
夕顔___「罪」「罪深い人」
シレネ__「罠」「
夾竹桃__「危険」「注意」「用心」
ジニア__「注意を怠るな」
「___��罪深い人による、欺瞞の罠がある。
危険だ。用心しろ、注意を怠るな��
...といったところかな。」
「えっと、じゃあこれは...？」
残ったのは____１５本の薔薇と、青色のリボンが結んである花。
「私、薔薇の意味は知っていますわ！
でも、今までの流れから少し変わりますわね...？
薔薇15本で、��ごめんなさい��のはずです。」
ナオミが不思議そうにいうと、
太宰は、嬉しそうに笑った。
「ははは！流石、流石だ！
ここまで��確実なヒント��を、鼠の目を掻い潜って送ったとは....流石、貴女だ！」
「....何を言っているんだこの唐変木。
____それで、その1本は？」
「あぁ、これかい？
これさえあれば、答えのようなものだ。
モミジガサ。花言葉は..._____」
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津島 紫(元.朱晴)(プロフ) - 狸古参さん» 恐縮です、ありがとうございます。これからも頑張りたいと思います！名前の方ですが、私太宰治さんの作風が大好きで勝手ながら、、後私の縁のある神社の名前が偶然津島であったので、おかりしました。 (2019年7月13日 15時) (
レス) id: eb415dbbf6 (このIDを非表示/違反報告)
津島 紫(元.朱晴)(プロフ) - テクテク道化師さん» ありがとうございます。これからも楽しんで頂ければ幸いです！ (2019年7月13日 15時) (レス) id: eb415dbbf6 (このIDを非表示/違反報告)
狸古参(プロフ) - なんかもう、好きです。なんで伸びないんでしょうね？真剣にそう思うほどの名作だと思います。お忙しいとは思いますが、どうかご執筆の方宜しく御願い致します。…所でお名前なんですが、太宰治さんの本名の津島修治から取っているのでしょうか？ (2019年7月13日 13時) (レス) id: 8c91947ba7 (このIDを非表示/違反報告)
テクテク道化師(プロフ) - 不思議な世界観で書かれていてとっても面白かったです！ (2019年6月7日 16時) (レス) id: 6e13862324 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：津島 紫(元.朱晴) | 作成日時：2019年6月6日 22時
