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出会い29 ページ33






リン「なんだ?みんな慌てて」




陽「橋のところで男の人たちが塩を撒いてたよ?」




リン「塩?……またなんか来たのか。カオナシに続いて今度は何がきたんだよ?」




陽(カオナシ………?)





湯婆婆「得体のしれない不気味なモノだよ」




リン「うわッ湯婆婆様!!」




湯婆婆「なんだい、リン。変な声出して。あんたたちも早く他の湯女たちと一緒に奥の部屋に行ってお客様を守るんだ!!リン!!お前は私と一緒に来るんだ!!さ、陽!!行きな!!」




陽「は、はい!」




陽が奥の部屋に行って見えなくなったと同時に




「ゆ、湯婆婆様ッ!!もうダメです!!食い止めきれません!!」




湯婆婆「なんだって!?」





ガシャアアアアン!!



「ぎゃあああああ!!!!!!」




湯婆婆「あんたたち下がりな!!奥の部屋に行くんだ!」




湯婆婆は創り出した炎を侵入者に放つ。



が、びくともしない。




湯婆婆は初めてソレの姿を見た。




赤黒い、血のような色をしていて、半透明。ブヨブヨとしていて、体と呼べるかわからない体に顔を沢山つけている。オクサレサマとまではいかないが血が腐ったような悪臭がそいつの体から流れ出ていた。




リン「な、なんだこれ!?」




鼻を抑えながら悪臭に耐えるリン




湯婆婆「これは、名も無き神だ。こいつ、色んなものを喰ってやがる。」



湯婆婆とリンは悍ましさに顔を歪めた。




そいつは、油屋の入口を飲み込みながら、中に入ってきた。

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しろねこ - テストお疲れ様です!更新応援してます!! (2014年12月7日 21時) (レス) id: 30b74e9dd4 (このIDを非表示/違反報告)
龍夢 - とても面白いです!頑張れ!(・c_,・。) (2014年12月1日 16時) (レス) id: 1bbb6f507a (このIDを非表示/違反報告)
sayano - いつも見てます!!!続編も頑張ってください!┗(↑o↑)┛<エゥンェゥゥゥゥゥン← (2014年11月30日 12時) (レス) id: 0daa562925 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - 続編おめでとうございます!この作品大好きです!これからも更新頑張ってください!応援してます。 (2014年11月30日 12時) (レス) id: 198533fce1 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - これからも応援してます! (2014年11月30日 11時) (レス) id: b0a650dc54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔乃 | 作成日時:2014年11月24日 21時

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