出会い28 ページ32
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陽「ハクが………いない?」
父役「昨日の夜から湯婆婆様の命により出かけておる。」
陽「そ、うですか………」
謝ろうと思ってきたのに、ハクが居ない。
陽「なんだか、嫌な予感がする………」
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リン「おー、陽。どうだった?」
陽「ハク、出かけてるそうです。」
リン「またか………。まあ、戻ってきたら謝りゃいいだろ!とりあえず飯くおうぜ」
陽「はい!」
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ハクが居なくなって一週間。
湯婆婆の部屋では。
湯婆婆「ああ、もうなんなんだい!?ハクは帰ってこないし、このバケモノ、段々とここに近づいてるじゃないか!!もうすぐそこだ!ハクは一体何をしてるんだい!?」
父役「ゆ、湯婆婆様ッ!!!!!!」
湯婆婆様「なんだい、今それどころじゃないんだよ!!!!!!」
父役「後方に、得体のしれないものが、この、油屋に!向かってきております!!」
湯婆婆様「なんだって!?」
一瞬目を離しただけでそれほど進むものなのか。
そう、一瞬でここまで来たのだ。
湯婆婆の額を冷や汗が流れ落ちる。
急がなければ。
湯婆婆「父役!!お客様を奥の部屋に避難させるんだ!!できるだけ奥の部屋だよ!!湯女たちにでも案内させな!兄役に男たちを集めて橋の前でありったけの塩を撒くように言うんだ!!急ぎな!!」
父役「はい!」
湯婆婆「アタシだけでかなうかどうかわからないねえ……」
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しろねこ - テストお疲れ様です!更新応援してます!! (2014年12月7日 21時) (レス) id: 30b74e9dd4 (このIDを非表示/違反報告)
龍夢 - とても面白いです!頑張れ!(・c_,・。) (2014年12月1日 16時) (レス) id: 1bbb6f507a (このIDを非表示/違反報告)
sayano - いつも見てます!!!続編も頑張ってください!┗(↑o↑)┛<エゥンェゥゥゥゥゥン← (2014年11月30日 12時) (レス) id: 0daa562925 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - 続編おめでとうございます!この作品大好きです!これからも更新頑張ってください!応援してます。 (2014年11月30日 12時) (レス) id: 198533fce1 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - これからも応援してます! (2014年11月30日 11時) (レス) id: b0a650dc54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔乃 | 作成日時:2014年11月24日 21時