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部屋着にカーディガンを羽織り、携帯と鍵と財布だけを持って出てきた私、、
女子力なんてほんと皆無、、。
笑えちゃう。
家から3分ほどでつくコンビニまで雨になるべく濡れないように
水たまりになってないところを選んで歩いていく。
すっごい雨だな〜。
今警報ぐらい出てるかな〜。
そんなことを思いながら歩いていたらコンビニの前で男の人の人影を見つけた。
え、、こんな時間に何してるんだろ、。
少し近づいて見ると、コンビニの光が彼を映し出す。
「...ここで何してるんですか?」
思わず話しかけてしまった。
彼はコンビニの前で、雨なんて気にせず
なにか諦めたような顔で雨雲に見え隠れする月を見つめていた。
それがあまりにも綺麗だった。
少し目にかかる前髪。その前髪の隙間から見えるくっきりとした二重幅。綺麗な黒目。
綺麗な白い肌。暗闇のシルエットでもわかるスタイルの良さ。
いつもならこんな私が知らない男の人に話しかけるわけがない。
まずなるべく人にこういう格好を見せたくないし、基本面倒くさがりだし。
でもこの時は違った。
私が放った言葉がちゃんと届いていたようで彼はハッと気付きこちらを見た。
そして彼は目を一瞬見開いて、その後ふわりと笑って言った。
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oimo(プロフ) - みおーさん» コメントありがとうございます!やっと更新できました!これからもよろしくお願いします♪ (2017年7月15日 6時) (レス) id: e93aa8496c (このIDを非表示/違反報告)
みおー(プロフ) - 続きがすごく気になります!更新楽しみにしています!! (2017年7月7日 13時) (レス) id: 2b80127aec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:oimo | 作成日時:2017年6月21日 22時