仕返し ページ19
ドッキリを仕掛けた次の日。
お風呂から上がり、共有スペースで1人でくつろいでいると、五条が近くを通った。
私｢五条先生ー！！｣
大きな声で呼ぶと、五条はこちらをチラッと向いて、去っていった。
私(…あれ？聞こえてはいたよね、、？)
不思議に思いつつも、特に気にしなかった。
また次の日。
自室に行こうと廊下を通ると、廊下に五条がいた。
私｢五条先生！！なにしてるんですか？｣
しかし五条は、またもや昨日のようにチラッとこちらを向いて、どこかに行こうとする。
私｢先生？なんで無視す…｣
言っている途中で、ハッとした。
そうだ。
五条は昨日も今日もこちらを向いているのだから聞こえていないはずがない。
これは''無視''なのだ。
慌てて、どこかへ立ち去ろうとする五条の腕を掴む。
推しに嫌われようものなら自分は生きていけない…。
必死になって謝罪を述べる。
私｢ごっ、五条先生！！……私、なにか気に障ることしちゃいましたか？一昨日のことですか？
そんなに嫌だったと思わなかったんです…。ごめんなさい！！｣
とにかく謝罪の言葉が出てきた。正直、泣きそうだ。
五条｢……。｣
私｢先生、｣
五条｢……あのさ｣
私｢……っ、はい、｣
突然話しかけられ、半泣きで返事をする。
五条｢……
ド、ドッキリ……でしたぁ…(汗)｣
私｢……え？｣
五条｢ごめんごめん、一昨日の仕返しで無視してみたドッキリ仕掛けようと思ってさ〜！！
…そ、その、まさかここまで重い雰囲気になると思わなくて！(汗)｣
私｢……｣
五条｢ほら、僕ってかまってちゃんだからさ？？かまって欲しいな〜って思って！！ね？｣
私｢……｣
五条｢えっと…｣
私｢……｣
五条｢ごめんなさいやりすぎました｣
私｢……うわぁぁぁ(泣)｣
少しの沈黙を置いて、ようやく声が出た。
というより涙が出た。
五条｢ご、ごめん｣
私｢嫌われたかと思いました…(泣)｣
五条｢嫌いになんてならないよ、安心して｣
私｢う…(泣)｣
半泣きになっていると、ちょうどそこに虎杖、釘崎、狗巻、パンダが来た。
虎杖｢先生なに泣かせてるんですか！｣
釘崎｢うわ…教師のくせに最低ね｣
狗巻｢おかか！！｣
パンダ｢酷いことすんだな…全く｣
五条｢まって誤解ではないけど誤解！！｣
皆から非難の声が寄せられ、今度は五条が半泣きになったとさ！
つづく。
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フランとベル - 設定そのままでいいと思います！罪悪感って言いますけど、投票が上がって作者的には嬉しいのでは？？だって投票の分、皆さんに応援されてるんですから (2021年8月18日 11時) (
レス) id: 9f95d8689d (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - 胡蝶 恵さん» 170票が171票になった幸福感がヤバいです！！ありがとうございます！！！ (2021年4月12日 0時) (レス) id: 92755e622b (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵(プロフ) - 170票を171票にした罪悪感がヤバい。応援してます！ (2021年4月8日 12時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - ラップじゃない、カツラップだYO！さん» 不定期更新ですが頑張っていきます！！嬉しいです(´；ω；｀) (2021年4月7日 22時) (レス) id: 92755e622b (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - ラップじゃない、カツラップだYO！さん» 160票が161票になった幸福感！！ありがとうございます泣 (2021年4月7日 22時) (レス) id: 92755e622b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Liz | 作成日時：2020年11月16日 7時
