第五松…松野ファミリーの優位 ページ6
チョロ松side…
いやー危なかったね、とA姉さんが笑い
つられて僕らも微笑む
それに合わせて馬鹿な相棒が、
お「ホントヤバかったよな�・。全く、誰だよ爆弾仕掛けたの!」
とよくあるボケをしてツッコミを促す
十「おそ松兄さんでんがな!」
お「あちゃーそうだったそうだった」
仕事の終わりに合わせ、一気に場の空気を和ませる兄弟達
でも、僕とA姉さん、次男は違った
チョロ松「そろそろサツが来る時間だけど」
カ「…よし、俺とチョロ松は逃げる準備をしてくる。姉さん、頼んだぜ?」
A「はいよ。後はお姉ちゃんに任せなさいっ!」
おそ松兄さんのように、ニッと笑う姉さんを見て、僕達は胸を締め付けられる
『もしもこの笑顔を、僕/俺のものに出来たら』
ぶんぶんと首を振り、風を切って用意した黒いバンに走る
振り返ると、姉さん達が証拠隠滅を急いでいた
カ「なあチョロ松。」
運転席側の扉を開けて、なにか聞こうとするカラ松に釘を差す
チ「…今は時間がないんだ、無駄話は後にしろよ」
カ「あ、ああ。そうだな!」
勝手に無駄話と決めつけられても怒らない次男
この兄弟に優しいところが、彼の最大の弱点で、そして強みと言えるだろう
お「おーい!!サツが来ちまったんだけどー?」
って、解説をしている場合じゃなかったな
我らがダメ長男の声を聞き、我に返った僕は
ピンク色の助手席に乗り込み、青い運転席のカラ松に指示を出す
チ「今日も“安全運転”で頼んだからね」
カ「勿論さ。フルスピードで行くぜ!」
赤いパトランプに照らされながら、黒のバンはビルへ急ぐ
「なんだあのバンは!」
「犯人の車か?!」
警察官が戸惑っている隙に、計五名の兄弟を後ろに乗せる
ト「もー!遅すぎるんだけど?!」
頬を異常な程に膨らませ、怒る末弟に渇を入れる
チ「こんぐらいで遅いと思うなら、お前は行列の出来る店に並ぶな!!」
ト「て言うか僕の席に座らないでよ気持ち悪い」
チ「んだとー?!」
挑発○○りやすい僕の悪いところが出て、シートベルトが千切れるぐらいの喧嘩を始める
十「車内でプロレスは違法ッスよ!」
一「ヒヒッ…俺達が言える事じゃないけどね」
相棒松二人はふざけて、全く止めようとしない
見かねた長男長女が止めに入る
お&A「静かにしないとバズーカぶっ放す!」
…いや、止めるというより脅すって感じだけどね
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薫紬(プロフ) - エリジャさん» 此方こそありがとうございます!文才?ソレハオイシイモノデスカ?笑 はい、これからも頑張ります! (2017年5月6日 22時) (レス) id: a9602bb31f (このIDを非表示/違反報告)
エリジャ(プロフ) - こんにちは!この度はイベント参加、ありがとうございます!!読みませていただきましたが、とても面白かったです!その文才、羨ましいです!!これからも更新頑張ってくださいね。改めて、ありがとうございましたっ!! (2017年5月6日 15時) (レス) id: 3c22eecada (このIDを非表示/違反報告)
薫紬(プロフ) - お友達さん» ありがとう!うん、頑張る!(≧▽≦)/ (2017年4月8日 19時) (レス) id: a9602bb31f (このIDを非表示/違反報告)
お友達 - 面白くなりそう!てか面白いなw 更新頑張れよ〜! (2017年4月7日 15時) (レス) id: 7616988e8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薫紬 x他1人 | 作者ホームページ:http:/uranai.nosv.org/u.php/hp/yukanovel01/
作成日時:2017年3月28日 10時