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第三松…量より質 ページ4

一松side…



おそ松兄さんとクソ松が、他の兄弟の援護に向かっている頃

俺とA姉さんは、とあるビルの屋上に居た


一「…流石、構成人数ウン千人の咲赤ファミリー。撃っても撃ってもキリがねえな」


溜め息混じりに俺は呟いた


『そうだね、今からおそ松が合流するにしても、あの数は疲れちゃうだろうね。』

『…僕達も加勢する?』


スコープ越しにアジトの中を覗く俺に、首を傾げながら聞いてくる。


一「俺はここで見守ってるから、A姉さんが行ってきて」


正直言ってまだ一緒に居てほしいけど、チョロ松兄さん達の命の方が大切だ


『えー?お姉ちゃん一人は寂しいなあ』

一「…上目遣いしても無駄。さっさと行ってきなよ」


チェッ!とわざとらしく舌打ちして、アジト側に飛び降りていく

そのまま窓ガラスを突き破り、潜入に成功したようだった


カ「十四松に負けず劣らずの身体能力だよな」

一「…クソ松。十四松の援護しに行ったんじゃなかったのかよ」

カ「ああ、それが…」


クソ松が喋っている途中、黄色いシャツの弟が、青い兄にタックルする


十「どぅーーん!!もう片づいちゃったよ!」

カ「おぅふっ!!じゅうしまぁーつ?もう少し優しくtackleしてくれ」

十「あい!」


確実に聞いていない顔で、十四松は応えた


一「ねえ、おそ松兄さん達の援護に行ってくれば?」


呆れ声で二人に提案する


カ「いや、その必要はないようでな」

一「はぁ?」

十「アジトん中見てみてー!」


二人に指差された窓をスコープで覗くと、仲良くお喋りしている姉と兄二人が見えた


一「…あの数をほんの数分で倒すとか」


いや思ったけど、スコープでやっと見える距離を裸眼で見るとか、こいつらマサイ族かよ


十「一松兄さんも充分凄いと思いまっせー!」

一「いや、あの人達には負けますわ�・」


笑いあう俺達の直ぐ側には、俺が拷問用に捕らえた幹部達が横たわっていた

第四松…ピンチはチャンス→←第二松…長兄は忙しい



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薫紬(プロフ) - エリジャさん» 此方こそありがとうございます!文才?ソレハオイシイモノデスカ?笑 はい、これからも頑張ります! (2017年5月6日 22時) (レス) id: a9602bb31f (このIDを非表示/違反報告)
エリジャ(プロフ) - こんにちは!この度はイベント参加、ありがとうございます!!読みませていただきましたが、とても面白かったです!その文才、羨ましいです!!これからも更新頑張ってくださいね。改めて、ありがとうございましたっ!! (2017年5月6日 15時) (レス) id: 3c22eecada (このIDを非表示/違反報告)
薫紬(プロフ) - お友達さん» ありがとう!うん、頑張る!(≧▽≦)/ (2017年4月8日 19時) (レス) id: a9602bb31f (このIDを非表示/違反報告)
お友達 - 面白くなりそう!てか面白いなw 更新頑張れよ〜! (2017年4月7日 15時) (レス) id: 7616988e8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:薫紬 x他1人 | 作者ホームページ:http:/uranai.nosv.org/u.php/hp/yukanovel01/  
作成日時:2017年3月28日 10時

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