第98Q ページ22
ポカポカと全身が温かくなってきた頃
青峰が気まずそうに、こういった。
青「さっき、緑間に会ったんだ」
緑間に?
▽▲▽▲▽▲
青峰side
俺は、Aに会うべく約束の場所に向かっていた。
電話越しに、会いたいと言われた。
そんなこと言われるなんて思いもしなかったから、驚きすぎて、それでも嬉しかったから、直ぐに会おうか?と切り出したんだ。
そりゃ、誰だって、好きなやつに、会いたいって言われたら、会いに行くよな??
あいつがいない時間を過ごして、あいつの存在のデカさに気付かされた。
こんなにも救われていたなんて
色々なことを考えながら、足を進めていると、道の向こうから何かがこちらに向かってきていることに気がついた。
それが、リアカーだとわかった時には、まさかこいつが乗ってるとは、、
緑「・・・青峰」
「あぁ?って、緑間・・・?」
高「え、何、真ちゃんの知り合い?」
正直びびった。
こんなに変人だったろうかと自分の記憶を辿ったほどに
野暮なことを考えていると、緑間のツレがケラケラと笑い出す。
高「へぇ!お前が青峰大輝か!真ちゃんの同中のキセキの世代エース」
「誰だテメェ」
緑「高尾、黙るのだよ」
緑間がツレに一喝して
そうして俺を見た。
緑「さっきぶりだな」
さっき、というのは、電話でのことに違いねぇな
緑「もしかして、Aに会いに行くのか」
こいつは基本、勘が鋭い。
たまに鈍い時もあるが・・・
高「Aって、誠凛のマネのこと?」
そういうなり、高尾とか言うやつが俺を好奇の目で見る
高「え、何、彼女?」
ニタニタ笑って気持ち悪い、それに、部外者に答える気もさらさらない。
緑「お前からもあいつに言ってくれ。いい加減前に進むのだよとな」
緑間もどうやら無視することにしたらしく、俺に告げた。
緑「いつまでも立ち止まったままでは、どうにもならんのだよ」
は?何言ってんだこいつ・・・
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涸萌佳雨(プロフ) - ミオさん» コメントありがとうございます(՞ . .՞) 近日公開ですので、今しばらくお待ちください!話の内容をどこまでにするかで題名を検討中なのです(*´ `*) 早く皆様に公開できるように頑張りますね! (2022年11月23日 11時) (レス) id: 2f583b5d8c (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - パスワードってなんですか( ; ; ) (2022年11月22日 22時) (レス) @page36 id: 7d809c8ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時:2021年9月23日 19時