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第90Q ページ14

予想は当たった。


やはり緑間中心で攻めてくる。




けれど、パスコースがわかっていても、全てを止められるわけはなく、3pを許してしまった
すぐに日向先輩が3pで返したけれど依然点差は縮まらない。









残り、3秒の場面で、大我のスクリーンでマークを外れた日向先輩が3pを決めたのだ!!!!!!






勝った!!誠凛が、勝った!!!!



と誰もが思うだろう。








私は黙ったまま座っていた。




ここで終わるような人ではないの、緑間真太郎という男は。



必ず、ブザービーターを狙うはず。

大丈夫、それはテツヤも分かってる!はず・・・!









予想通り、高尾君が緑間にボールを投げた!!


緑間はすぐさまシュート体制に入る。









意表を突かれたにも、体が限界にも関わらず、大我が死に物狂いでブロックをした!







緑「信じていたのだよ。

たとえ限界でも、お前はそれを超えて跳ぶと。」





が、緑間はまるで大我は跳ぶと分かっていたかのように、ボールを下げたのだ。





私は息を飲む。

この局面でまさかのフェイク!????
信じらんない、本当にどんなメンタルしてるのよ・・・





ダメだ、と思ったその時。








緑間の背後から伸びてきた手によってそのボールが弾かれた。







緑「っ!?????黒子っ・・・!!!!!」



黒「信じてました。火神君なら跳べると。そして、それを信じた緑間君がもう一度ボールを下げると。」









その手の主は、テツヤだった。









ボールが床に落ちる音ともに、ブザーが鳴り響く。


それは、誠凛の勝利を告げた。





みんなが手を取りあって喜ぶ。

私は嬉しくて、涙が溢れたけど、笑顔でいられた。









・・・やっぱり、勝つって、いいな・・・






こうして、誠凛高校が決勝リーグ進出を決めた。

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涸萌佳雨(プロフ) - ミオさん» コメントありがとうございます(՞ . .՞) 近日公開ですので、今しばらくお待ちください!話の内容をどこまでにするかで題名を検討中なのです(*´ `*) 早く皆様に公開できるように頑張りますね! (2022年11月23日 11時) (レス) id: 2f583b5d8c (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - パスワードってなんですか( ; ; ) (2022年11月22日 22時) (レス) @page36 id: 7d809c8ef1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/  
作成日時:2021年9月23日 19時

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