第65Q ページ29
ステーキ屋に着くと、目の前のドデカいステーキにみんながせっせと食らいついているところだった。すごぉい暗い顔して。
私がどういう状況か先輩に聞いていると、テツヤはほんの少し食べただけでギブアップし、食べすぎたので外に行ってきますと消えて行った。
大食いの大我がちょっとしんどそうにしながら全員のステーキを平らげ、見事無料を獲得。
リコ先輩はニコニコしながら店を出た。
『あれ、テツヤいない。』
火「ほんとだ。」
私は、うーん、と周りを見て、そこにバスケコートがあるのを見つけ、さらにその奥に、テツヤを見つけた。
『あ・・・、って、あれ。』
テツヤの迎えに、涼太を見つけたのだ。
『先輩、テツヤ見つけたので連れてきます〜!』
リ「逆エビの刑だから覚悟しとけって言っといて」
あー、テツヤどんまい。
▽▲▽▲▽▲
私がたどり着いた時いつの間にかそこに大我が居た。
『なんで大我もいるのさ・・・』
火「黒子迎えに来ただけだけど・・・」
テツヤと一緒でフラッと消えないでよね!!!?
その時、横のコートから怒声が響く。
「んだよクソ!なんかウジャウジャいんじゃん!」
いかにも不良!チンピラ!みたいな人達が、隣でバスケしていた少年たちに叫んでいた。
そして、コート権を争って3対3をやり始めてしばらくして、なんと、急に4人目がシュートをブロック!?さらに文句を言った少年を蹴飛ばした!!!
ぬぅおおぁ!?なんだあれっ!!卑怯すぎるっ!!
黒「どう見ても卑怯です。」
気がつくと、テツヤがそのチンピラの目の前にいて、指の際で回したボールをチンピラの鼻にぶつけていた・・・。
うっわあああ、何してんのおおおお・・・。
黄「と、とにかく助けに行くっスよ!!」
駆けつけた私たちは、3対5でそのチンピラを瞬殺した。
黄「黒子っちってたまにすごいよねー」
黒「あの人達はひどいと思いました。
だから言っただけです。」
うーん、その思考回路が凄いんだよね・・・尊敬するよ
黄「じゃっ、俺はそろそろ行くっスわ
最後に黒子っちと一緒にプレーもできたしね!
あと火神っちも!リベンジ!忘れてねっスよ!
予選で負けんなよ!!」
火「火神っち!!??」
黒「黄瀬君は認めた人に『っち』を付けます。」
火「やだけど!!!!」
そう言い残して去った涼太は素敵な笑顔だった。
テツヤがリコ先輩に逆エビの刑にされてるのを横目に私たちは帰宅した。
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涸萌佳雨(プロフ) - はい、ありがとうございます!インフル、怖いですよね・・・。私、結構風邪とか引かないけれど、気をつけます!実際、油断してこの間、肺炎になってしまったのでw受験頑張ります、コメントありがとう! (2019年11月4日 23時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
白雪 麗華 - 受験、大変ですね。これからインフルも流行ってますし、今年のインフルは中々治らないので自分の体長管理に気を使って下さい。私は今高校二年生で受験の大変さが凄く分かります。しっかり勉強しっかりしてしっかり睡眠もとって下さいね。 (2019年11月4日 15時) (レス) id: 7bbb3379fc (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨(プロフ) - 綾さん» 応援ありがとうございます!! (2019年10月14日 14時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
綾 - ガンバ!? 面白いです。これからも見てます (2019年10月14日 9時) (レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨@Project KZ(プロフ) - 輝夜さん» はい…! (2019年10月6日 9時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時:2019年8月26日 1時