第59Q ページ23
その日、あいにくの雨でロードが削られた分、時間が余ったので、2年対1年の試合が行われた。
そこで、テツヤの力を見た者で驚かな者はいなかった。もちろん、あの火神君・・・、もとい、大我が1番驚いてたかな。
帰り、私は、担任の先生に用事があったのでテツヤに先に帰ってもらい、用事を終え、私も帰路についた。その時にはもう雨は止んでいて、傘をささずに帰れた。
その道中、テツヤと大我の背中を見つけた!
『テツヤぁ!大我ぁ!』
手を振りながら近づいてみた
黒「Aさん、用事は終わったんですか」
火「よお、さっきぶり」
『うん終わったよ!
てか、いつの間に、2人仲良くなったの?』
火「仲良くねぇ!!!」
あら、そんな全力否定しなくても
『とかいって、大我、仲良くしたいんじゃないの!』
火「るせぇ!Aは黙っとけ!」
クスクス、可愛いなぁww
私と大我を交互に見てテツヤが言った。
黒「2人、仲良くなったんですね。」
うん、まぁ
私はこれまでを思い出す。
『席が隣だから必然と話す機会あるし、大我勉強苦手だから教えてあげてるし、移動教室は起こしてあげてる。』
黒「いたせりつくせりですね火神君。」
火「Aが勝手に着いてきてるんだ」
もう帰る、と言って彼は行ってしまった。
黒「似てますもんね、青峰君に、少しだけ。」
テツヤがその背中を見ながら、ぼそっと呟いた。
ほっとけない感じがそっくり。
青峰とは同じクラスじゃなかったけど、同じクラスだったらきっとこんな感じだったろうなとつくづく思うよ。
▽▲▽▲▽▲
その後色々あって、6人の本入部か決まった。
私も一応叫んだよ。すんごい恥ずかしかったけど。
そして、その日はすぐにやってきた。
『あ、監督!おかえりなさい!』
部活の最初、用事があると言って抜けていたリコ先輩がスキップをしながら帰ってきたのだ。なんかいい事あったのかな、?
先輩は、ひょっこりと体育館の扉から顔を出す。
リ「キセキの世代いるとこと、試合組んじゃった♡」
はぇっ!?
その瞬間、部員全員に稲妻が走った。
叫ぶ彼らを他所に私は慌ててリコ先輩の後を追った。
『監督っ!!!!』
振り返った先輩は、これまでにないくらい、満面の笑みだった。
『それ、どこ高ですか・・・。』
答えを待つ時間がすごく長く感じた。
リ「キセキの世代、黄瀬涼太を獲得した、海常高校よ」
・・・黄瀬、、、!!!!!
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涸萌佳雨(プロフ) - はい、ありがとうございます!インフル、怖いですよね・・・。私、結構風邪とか引かないけれど、気をつけます!実際、油断してこの間、肺炎になってしまったのでw受験頑張ります、コメントありがとう! (2019年11月4日 23時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
白雪 麗華 - 受験、大変ですね。これからインフルも流行ってますし、今年のインフルは中々治らないので自分の体長管理に気を使って下さい。私は今高校二年生で受験の大変さが凄く分かります。しっかり勉強しっかりしてしっかり睡眠もとって下さいね。 (2019年11月4日 15時) (レス) id: 7bbb3379fc (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨(プロフ) - 綾さん» 応援ありがとうございます!! (2019年10月14日 14時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
綾 - ガンバ!? 面白いです。これからも見てます (2019年10月14日 9時) (レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨@Project KZ(プロフ) - 輝夜さん» はい…! (2019年10月6日 9時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時:2019年8月26日 1時