・ ページ5
とりあえず色々聞いた。
まず、二人はまぁやむをえない事情があって血塗れで倒れていた。いやまぁそりゃそうだよね。
何の事情もなく家の前で倒れられてたら殴ってたわ。グーパンで男の急所に。
他にも仲間がいたんだけどはぐれた。･･･なんかいかにもファンタジーでありそうな･･･
まぁこんな事に巻き込まれるというのも不運の一つなんだろうなぁ。はぁホント嫌になる！
というか実際は殆どの質問を軽く流されて返答拒否されたんですけどね。
変に巻き込まれたくも無いから追求しなかった結果の収穫はこれと、後朝食作り手伝って貰ったぐらい。
少なくとも犯罪者ではない、と言われたけど犯罪者以外の後ろ暗い事があるんですね。おい。
これも追求はしないでおこう。そう、穏便に済ませるのだ･････味噌汁美味い。
因みに名前はショッピと鬱大先生。ショッピさんが今の話し相手。鬱大先生は鬱でいいらしい。
『ショッピさん達、これからどうするんです？』
「･･･ひとまず此処はさっさとおいとまさせて頂こうかと。流石にずっと居るのも気がひけますし」
『そうですか。･･･お仲間、見つかると良いですね』
「そうっすね。まぁ、その内なんとかなります」
ショッピさんはそう言って普通に朝食を完食。正確には少なめの朝食。
少食です？って聞いたら固形物があんまりなだけらしい。普通に固形物食ってますよねとは言わない。
いやぁそれにしても、さっきまでが嘘の様にゆったりした時間だなぁ。
まぁ別に嫌でも無いし、今日は休みだし、ゆっくりしててもいいか。
この人達が居なくなったらゆっくり読書でもしようかな･･････
「うえぇぇぇっっ！？え、何処ここ！？皆何処おるん！？」
･･････オーケイ、少なくともそれまではゆっくりは出来なさそうだ。
立ち上がったショッピさんについて襖を開け放つ。
スパァン！！
え、勢い良すぎ？だって五月蝿いからね。仕方ないね！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 109人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
影葉(プロフ) - ラキさん» 告白されてしまった･･･(？)気に入って頂けたなら何よりです！コメントありがとうございます！ (2018年11月24日 1時) (
レス) id: 336f8f7a18 (このIDを非表示/違反報告)
ラキ - あっ...(語彙力消滅)....好きです(突然の告白) (2018年11月23日 23時) (レス) id: 7992d320a8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
