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帰り道。いやぁ、なんと言うかその、暗くてね。
まぁいつもの帰り道だしって思ってたのが甘かった。
あの時鬱さんにしてもらった効果がこんなところで生きると誰が思っただろうか、思わなかったね。
背後に続々と着いてくる悪魔様。
私は勿論見てびっくり、帰り道で憑かれてたのかと気づいて寒気がした。
兄さんさんとシャオロンさんも見えてはいるらしく、「多いなぁ」とのこと。
『･･･で、これどうするんですか』
「まぁ暴れたらまず周囲にバレる。だから緊急措置を取るよ」
『緊急措置？･･･人気の無い場所に来て、何をするんですか』
「そうやな･･･強いて言うなら、シャオロンの実力の見せ処や」
『はい･･･？』
「こんなもんでええか」と言いながら適当な木の枝でガリガリと地面を削る兄さんさん。
「よっし、やったるで！」と言いながら腕をブンブン振るシャオロンさん。
後ろから段々増えてくる悪魔様陣営。待って肥大化してません？
「出来た。･･･よし、じゃあえーっと、Aさん。こっちこっち」
『は、はぁ･･･』
「シャオロンはこっちな」
「ほいほい！よっしゃ、俺の腕をよーく見とくんやで！」
「よいしょ」
『･･･待って待って待って待って』
地面に書いた物の上で密着している私達。なにこれ。
いや成人になった男女がすることではないでしょこれ。ちょっと。
そんな事も聞き入れずに、後ろが兄さんさんで前にシャオロンさん、真ん中に私。
これは一体何をするつもりなのか。
「じゃあ、舌を噛まへん様に。シャオロンの腰に捕まっといて。失礼するな」
『ちょ、説明を、』
「―――＜クリエイト＞」
ぶわり、風が下から巻き上がる様な感覚。
何が起こっているのか分からなかった。と言うか、理解出来る訳がない。
･･･いや、私の認識が甘かっただけだ。
魔法を、舐めるべきでは無かった。
浮かび上がり、私達の下に現れた長い箒とシャオロンさんの目の前に出てきたシャベル。
「捕まってて」という改めて告げられた言葉に大人しく従って、私は―――
「二人とも、行くで。―――＜グライド＞」
私は、人生初の―――飛行体験をした。
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影葉(プロフ) - ラキさん» 告白されてしまった･･･(？)気に入って頂けたなら何よりです！コメントありがとうございます！ (2018年11月24日 1時) (
レス) id: 336f8f7a18 (このIDを非表示/違反報告)
ラキ - あっ...(語彙力消滅)....好きです(突然の告白) (2018年11月23日 23時) (レス) id: 7992d320a8 (このIDを非表示/違反報告)
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