【wrwrd】どえむな彼女に、悪戯とか意味あるの?～2【軍パロ】 (ページ36)

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甘え薬　と　彼～7 ページ36

『いや、わかっているけれどさ。なんか、こう、男になったなって』
「なんやねん、それ」
『まぁ二十歳ですし、それくらいは……て。
どうしたオスマン。機嫌悪そうだね?』

グルッペンとトントンのせいでな。と低い声でいい放つのをなんとか押しとどめて俺は一度Aを見た。
ん?とかなりの身長差で俺を見つめているA。その黒く透けた瞳に、不機嫌な顔をした俺がいる。

「ちょっとこっち来てや」
『え、あ、うん??』

俺も襲ってやろうかな、と思った所で並よりある理性が働いてくれた。
ここは通路。鬱先生じゃあるまいし、んな通路プ○イなんて笑えへんわ。

早足でAの手を引きながらも、俺はどうしようかと手のひらのカードを組直し、余裕がある顔でつくろう。

相手はジョーカーや。嫌われ者から愛され者までなんにでもなれる。時には欺くことも素直になることもやってのける。
変幻自在の怪盗さん。

「……A」
『!!?』

偶然空いていた我々専用の会議室。
その中でギュッと抱きしめられたAは俺の緑に半身まみれていた。
あ、なんかこの言い回しすっごいアレ。

『マ、、マンちゃん!』
「なぁ～んや」

甘ぁったるいショートケーキみたいな声で呟けば、彼女の体はビクリと震える。
耳が弱いのは知ってんねんで?

『ちょ、おい、』
「……」
『ぃひゃい!?』

顔を埋めて首筋を舐めたら、それにも反応した。
ずっと美味しそうだなって思っていた首筋。いや、綺麗やからさ。最初グルッペンがキスマつけたとき本当に嫉妬したんだけれども。

黒いパーカーからはみ出ている首筋を舌を這わせてじっくり舐め上げていく。
キュッと俺の胸元で縮こまっている手が、逃げ場を探すようにさらにきつく軍服を握る。

「どえむさんが、感じてるん……?」
『ちが、っ、てか今更だね、!?』
「んふふ」

どえむさん設定忘れさられそうだっためうね～。
一笑いしたあと、また首筋で遊ぶのを再開した。