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青 side
…喉が渇いて目が覚めた。
「おーくら…？」
呼んだけど、返事が無い。
そう言えば、りょうと3人で飯食ってて…知らん間に寝てたんかな。
おーくら、ここまで運んでくれたんかな？
多分、せやろな…そのうち、腰いわすで、アイツ///
リビングを覗くと。
「…あ、起きたん？」
「うん…おはよう」
「おはよ…って、コッチは寝るとこやけどな」
リビングは、ざっと片付けられていて、りょうの姿は無かった。
「どないしたん？水？」
「うん」
そう言うと、おーくらは、冷蔵庫からミネラルウォーターを持って来てくれた。
「ほい」
「ありがと…りょうは？」
「帰ったで？明日も早いらしいから」
「そうなんや」
「俺らも寝ようや」
「うん…」
手を引かれて、寝室に戻る。
「おやすみ」
「ん…」
ぎゅーって、抱きつかれたから、体を預けると。
おーくらが、喉の奥で小さく笑った。
「ん？」
「…やっとこの感じ」
「へ？」
「ずっと、ヤスとこうしたかってん」
「そうなん？」
「いつも一緒に仕事して、飯食うて、おんなじ部屋で寝るん」
「…してたと思うけど？」
どしたん…妙にしんみりして。
りょうと何話したん？
って心配になる。
「してたけど…ヤッてたって言うか」
殊勝な言葉の後に巫山戯た事言い出すから。
「…いや、それ誰のせいなんな」
思わず、声が硬くなる。
「俺の不徳の致すところです」
「まぁ判ってるなら、よろし」
ちゅ、と音を立てて、おーくらの鼻の頭にキスを落とすと。
「ホンマに、夢みたい」
って、嬉しそうに笑った。
「おーげさ。…ってちょっとキツい…力緩めて」
「いや、ヤスん中、こんなもんちゃうし」
ってアホな事いっぱい言いながら。
この夜、おーくらはずっとおれを抱きしめたまま、眠った。
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蒼乃碧(プロフ) - mimiajioveさん» コメントありがとうございました！ようやく移行完了でございます！良かったらまた読んでやってくださいませm(__)m (2018年7月19日 15時) (
レス) id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
mimiajiove(プロフ) - シヨウヨ2楽しみです！頑張ってください！ (2018年7月11日 2時) (レス) id: 15ac791737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃碧 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月3日 8時
