助けてくれたのは

救世主 ページ12

朱里「はぁぁぁ！？このっ！」

私が少し言い返すだけでキレる愛野

『そういうところも私の方が余裕で勝ってる、自分に自信がないんでしょ？だからこの私にこんなことができる、あんたは見た目だけ』

朱里「ｯｯｯ！あんたなんかっ！他の奴ら眼中に無いんだから！」

『だから何？私はあなたみたいに注目を浴びたくて変わったんじゃないの』

朱里「姫宮のくせにっ！」

私が珍しく言い返しているので愛野は少し動揺しているらしい

『私はあなたと話したくないの、あなたも私と関わりたくないのなら話しかけなかったらいいんじゃない？なんでわざわざ関わろうとしてくるの？』

朱里「1回黙れよ！」

愛野がそう言いながら私を殴ろうとした時

愛野のグーパンが何者かによって塞がれた

なる「はいはい、ストープ、全部聞いたから、これで愛野が本当にヤバいやつってことがわかったわ」

聞き覚えのある声に私は後ろを向く

『なるせさん！』

なる「屋上の近くにこの学校一めんどい先生いたから俺の二番目にお気に入りのここに来たらこのザマよ」

なる「いや〜来て良かったわー」

そう言うなるせさんに愛野は何も言わなくなる
更に顔が真っ青になっていく

なる「本当に愛野さんって、余裕で人が嫌がるようなこと悲しむようなことができるよねぇ」

なる「次やったら俺が殴り飛ばすからな？」

なるせさんがそういうと愛野は涙目になりながらこの場を去っていった

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