こんな奇跡あっていいのか？

奇跡21 ページ22

だる「あ、そういえば」

物資を漁っていると突然何かを思い出したかのようなだるまさん

『どうしたんですか？』

だる「この前の歌キャス唐突にコメントしちゃってすいません」

なんと謝罪の言葉だったのだ

『いやいや！もうそれは気にしないでください！』

本当に気にしなくていいことなのだ
嬉しかったし

だる「いや、あの俺、実は游白さんを応援する専用垢があるんですよ」

ん？専用垢…？

だる「間違えて配信用の垢で、コメント送っちゃって…」

え、え、そんなことある？
この際私も言っちゃうか…

『あ、あの！私も、その、言ってなかったんですけど、だるまさんの、その、ファ、ファンで…私も！TwitterもYouTubeも、全部別垢でコメントしたりスパチャ送ったり、めちゃくちゃしてて！』

そこまで気づいて気づく

余計な事まで言ってしまった…！しかも、本人に…
だって黙ってるもん…だるまさん…

『えと、そのごめんなさい…変なこと言ってしまって…』

私がそう謝ると

だる「いや、嬉しくて…」

え？嬉しい？

だる「俺の好きな人が俺の事応援してくれてるのめちゃくちゃ嬉しい…！」

『え、？引かないんですか？』

だる「引くわけないやん！めちゃくちゃ嬉しい！」

『え、じゃあこれからは1ファンとして…だるまさんオタクを全面に出しても、良いでしょうか…』

攻めた質問をしてみる
これはさすがにキモイか？

だる「それは恥ずいなぁ…でも、ええよ、その代わり俺も游白さんの1ファンとして游白さんオタク全面に出してもいい？」

まさかの！？
でも、こっちもだるまさんオタク全面に出すんだから…

『いいですよ、恥ずかしいけど』

だる「まじ！？やったー！あ、あと、敬語もなし！タメで行こ！」

タメ！？それは話が違うぞ！？

『タメはその申し訳ないというか…』

だる「いややー！タメがいい！」

いや声デカ
今日一でかい

『わ、分かりました、 でも、呼び方はさん付けでいいですか…？』

だる「タメにしてくれるだけで満足！」

『じゃ、じゃあ、これからはタメで…』

まさかの展開すぎてゲームのこと忘れてたわ()

奇跡22→←奇跡20

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す