【文スト×ハイキュー】元マフィアの探偵は高校生を護衛するそうです

絶対に守りきる ページ11

私が担当するクラスは4組と5組だ




だからあの後、5組にも挨拶に行き、





現在(放課後)に至る





さて、澤村くんと菅原くんは…





｢あ、水瀬先生!｣





4組の教室のドアから顔を覗かせると






それに気づいた菅原くんが声をかけてくれた






｢俺達、今から体育館に行くんですけど
水瀬先生はもう準備はできてますか?｣





澤村くんが心配そうな顔をして尋ねてくる




『えぇ、大丈夫よ』



｢じゃあ早速行きましょう!｣





ちゃんと覚えててくれたんだな







なんて気の利く子達なんだ






矢張り彼奴(治)とは違うな



─────────────────
『わざわざごめんね?』



｢いえ!全然大丈夫ですよ｣
｢分からない事あったら気軽に俺達に聞いてください〜｣




本当になんて気の利く子達なんだ…





高校教師というのも、なかなか悪くはないな





だが、くれぐれも浮かれすぎて





失態を犯すなんて事はないようにしよう






｢俺達が使ってるのはここです｣





いつの間にか体育館に着いたようだ





｢じゃあ、俺達着替えてくるので!｣



『えぇ、案内ありがとう』





では、といって走り去っていく






2人の背中を見つめる





それにしても、本当にいい子達だな






別に、任務だからといって






わざと良い先生を演じている訳では無い






これは紛れもなく私の本心だ






彼等たちを






絶対に守りきるのだ






もう二度と、尊い命を失わせない





そう、決めたから

ご愁傷さまです→←バレー部の顧問

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