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崩れる時は簡単に ページ12

-BH SIDE-


マネヒョンだってそんなこと
言いたかったわけじゃないと思う。

だけど、俺一人を許してしまったら
メンバーのみんなに示しがつかなくなるから
仕方ないことだって受け入れようと
無かったことにしようと努力した


Aは楽屋が近いと必ず挨拶しにくることも
たまたま同じ日に事務所にいる事が
あることだって全部知ってる。

だから会わないように、極力避けた。

チャニョルが大きい声でAだー!と
叫んでくれるおかげでこっそり抜けられるし、

ジョンイナが今日はAも
事務所で仕事みたいだと
話してる声が聞こえると
部屋から外に出るの控えてって
案外うまくやり通せるもんで、

Aと会うことはほぼなかった
幸いまだ仕事での共演はないから。

こんな子供染みた不器用な方法しか無い。
今の俺にはこれしか出来なかった。





あの日だって、いつもと変わらなかった

グループでの仕事の後
ドラマのOSTのレコーディングで
1人だけ別行動だった

だからもう1人のマネヒョンは
俺を乗せて事務所へと向かった。


途中で電話があり
マネヒョンは困ったようだったから

「大丈夫?」と聞いた。


マネ「途中のスタジオで一人乗せなきゃいけない。
マネージャーが
トラブルで迎え行けないらしい」




途中で拾うだけだから
仕事には間に合うから安心してと
マネヒョンはいった




「そーなの?誰?」



聞かなかったら運命は変わってたのかな
そんな事はないか。




マネ「Aちゃんだよ、」



ずっと、ずっと会いたかったけど
会えなかった、会ってはいけなかったから
たくさんたくさん我慢した
無かったことにしようって努力した。

心の中に一つの壁を作りあげて
君を無くそうって遮断したのに


今更、どんな顔して会えばいい


もう避けようのない、これは運命だって。
大げさかもしれないけど 。


マネヒョンはスタジオの外に車を停めると
迎えに行ってくると言って車を降りた。




スモークのかかった窓越しに

スタジオの入り口から
マネヒョンが出てきて、その後ろから
ついてきてるAが見えた。


もともと細かったのに
さらに細くなってて
ショートカットだった
髪の毛も長くなってた。





このドア開けたら



君はどんな顔するんだろう
君はなんて言うだろうな。

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作者名:amarinn | 作成日時:2018年2月7日 7時

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