銀魂 【天ノ弱】 〜第二章〜

第51話：真実 ページ23

カチカチと
ケ−タイを押す音

私と銀時はフェンスを背に
隣に座ってた

銀「…これ」

あ「・・・」

受け取ったケ−タイ
題名には

『学校裏サイト』

こんな物が銀魂校にもあったんだ

知らなかった…。

銀「下いってみ？」

あ「うん」

下に進むと…

あ「！？…何コレ」

でっかく書かれた文字は私の名前だった

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如月A
坂田銀時とつきあってる

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【返信欄】
⇒マジか
⇒うわぁ…取られた
⇒別れないかな
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最初の日付は付き合って二ヶ月ぐらいの時
上に行くにつれてひどくなっていた

銀「高杉に教えてもらった…
話もでかくなってて…」

口籠もる銀時
私が聞くと

銀「…いじめるとか…そこまで言ってたらしい」

あ「嘘…」

全然知らなかった
陰口言われてるってことは薄々気づいてたけど

あ「…あれ？じゃぁまさか」

銀時が別れるって言ったのは

銀「最初は大丈夫と思ってたんだけど
俺のせいで…Aがって思ったら怖くてよ…」

情けねぇと言いながら
俯いた

銀「絶対時間がたてば忘れられると思った。
好きって感情なんて捨てれるって…

でも無理だった」


まっすぐこっちを見て

銀「やっぱりAじゃないと無理だった
…別れるだ何だって不安から逃げただけだったけど」

――やっぱり俺はAが好きだ――


あ「銀時…」

私のために…
全部してくれたの？

そんなの…


銀「ごめん」

私は銀時を抱きしめようと…


…はせず


あ「ふざけんな！！！」


さて、何をしたでしょう？

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