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stop!×7 ページ9

教室を飛び出して、Aちゃんを探す。


てか、Aちゃん足はえーな. . .


もう、見当たらねーし。


廊下の突き当たりにきて、曲がると、Aちゃんの後ろ姿を見つけた。


この前Aちゃんが告白に来てくれたときに付き添ってた女の子たちといるみたいだ。


うつむくAちゃんの頭をその子達が撫でてあげている。


.


.


高「. . . Aちゃん. . . 」


俺が声をかけると、Aちゃんがびくってして、脱兎のごとく、また逃げ出した。


高「Aちゃん!!!. . . . !?」


今度こそ逃がすまいと走り出そうとするのを、Aちゃんの友達がとおせんぼして止める。


高「. . . なに?」


遠ざかっていくAちゃんを視界のなかにいれながら、低い声で言う。


『先輩。もう、Aに近づかないでください』


高「. . . はぁ?」


『聞きましたよ?先輩がどういう気持ちでAと付き合ってるのか、Aを傷つけないでください』


. . . もっともだ。

俺は、Aちゃんを深く傷つけてしまった。

女の子側からすれば俺はいわゆる「最低野郎」みたいな感じなんだろうな。


もう、嫌われてしまったかもしれない. . .


それでも、俺は、Aちゃんに言わなきゃいけねーことがあんだよ。


高「どいて。」


『嫌です!Aは、こういうことがあったの初めてじゃないんです. . . だから、お願いですから、Aから手を引いてくださいっ』


恐ろしい位の形相で睨まれる。


初めてじゃないって. . . どういうことだよ。


俺は違う。本気でいつでも振れるだなんて思ってるわけねーだろ。


一緒にすんな。


高「. . . 引ける分けねーだろ。俺はAちゃんのこと、本気で好きなんだよっ!!!!」


女の子たちを強引にどかせて突破する。


『っちょ、先輩!!?」

『. . . まさか、叫ぶなんて、びっくりしたー. . . 』


Aちゃん、ごめんな。


こんなことになんなら、もっと早く気持ちに気付くんだった. . .


好きなやつ泣かせるとか、俺、最低だよな. . .


走っている途中で、何となくAちゃんが逃げていった場所を考えてみた。


そして、ある考えにいきつく。


俺は、今は使われていない、第一理科室に足を進めた. . .

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ブラック?マン - ぐはっ和成〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆大大大好きひまな様〜ナイスじゃないっスか (2015年9月16日 17時) (レス) id: e581a3223d (このIDを非表示/違反報告)
ノイ - 夢主ちゃんの絵を描いたんですけど、どうすればいいんですかね?あと、高尾君かっこよすぎです!!!!キュンキュンします!!!!!! (2015年6月29日 17時) (レス) id: dd4dfd0446 (このIDを非表示/違反報告)
kano(プロフ) - 泣きました・・・!高尾にハマるきっかけになった小説です。 (2015年3月19日 16時) (レス) id: 2a0ff0dd44 (このIDを非表示/違反報告)
kano - はじめまして。この小説で高尾に更にはまってしまいました。多分、小説を読んで泣いたのはこれが初めてです。 (2015年3月18日 22時) (レス) id: 2a0ff0dd44 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 高尾がメッチャ可愛いです!! (2015年3月1日 21時) (レス) id: bf57c81fde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひまな | 作成日時:2012年10月1日 22時

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