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stop!×20 ページ22

貴「い. . . . っ、─────っんあっ!!」


怖いです


こんなの、いや


こんな先輩いやですっ, . .


貴「ひっ、い、いたぁ. . . . っ!!」


体がうち震えて、


自分のものじゃないみたい。


先輩、先輩っ、


高「っ、あ、A. . . . ?」


先輩が私の腕を抑える力を緩めた。


私の目からは痛みからの涙と、恐怖からの涙が溢れだしてきていた。


それを見た先輩は、静かに手を離して、ベットに座り込んだ。


高「俺. . . . 、あの、. . . ごめん」


先輩の肩も、少し震えてるみたいだった。


貴「ぐすっ、私、すみませんっ。初めてだったもので、そのっ、ごめんなさい. . . 」


ほんとに、初めてだったんですよ。


あんなに痛いのも、


自分の体を他人に見せるのも、


先輩が、あんなに大人っぽい表情をするのも. . .


高「Aちゃんは悪くねーよ. . . 」


時間が戻るなら、戻ってほしい. . .


押さえつけたときから、Aちゃんは抵抗していたのに、俺は無理矢理やってしまった。


その結果、またAちゃんに辛い思いをさせてしまった。


俺が、もっと、大人だったら


こんなことにはならなかったのに。


ぜったいに嫌われた。


無理矢理彼女襲うとか、嫌われるに決まってる。


貴「先輩. . . あの、私は、大丈夫ですから。気にしないで. . . 」


なんで、そんな優しいんだよ。


俺、Aちゃんに優しくしてもらう資格なんかねーよ。


だって、俺ばっかり泣かしてんじゃん. . .


高「────────れよ」


貴「え?」


高「別れよ」


貴「. . . . . . . え?」


Aちゃんが俺なんかといたら、また、傷つけてしまうから、


きっと、また、理性が抑えきれないから、


もう、泣いてほしくねーから. . .


貴「. . . 私の、せいですか. . . ?」


高「へ?」


貴「私が、その、抵抗したからですか. . . ?」


高「ちがうよ」


貴「. . . . . . . い、やですっ」


高「は?」


貴「っ、私、別れたくないですっ!」


こんないくじのない後輩は、嫌いですか. . . ?


キス以上はてんでダメな私は、嫌いですか?


私、先輩のために、もっともっと頑張りますから、


貴「私、先輩のこと、大好きなんです. . . 」

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ブラック?マン - ぐはっ和成〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆大大大好きひまな様〜ナイスじゃないっスか (2015年9月16日 17時) (レス) id: e581a3223d (このIDを非表示/違反報告)
ノイ - 夢主ちゃんの絵を描いたんですけど、どうすればいいんですかね?あと、高尾君かっこよすぎです!!!!キュンキュンします!!!!!! (2015年6月29日 17時) (レス) id: dd4dfd0446 (このIDを非表示/違反報告)
kano(プロフ) - 泣きました・・・!高尾にハマるきっかけになった小説です。 (2015年3月19日 16時) (レス) id: 2a0ff0dd44 (このIDを非表示/違反報告)
kano - はじめまして。この小説で高尾に更にはまってしまいました。多分、小説を読んで泣いたのはこれが初めてです。 (2015年3月18日 22時) (レス) id: 2a0ff0dd44 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 高尾がメッチャ可愛いです!! (2015年3月1日 21時) (レス) id: bf57c81fde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひまな | 作成日時:2012年10月1日 22時

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