その1、さっさとキス以上させろっての!!【高尾和成】

stop!×17 ページ19

高尾先輩はご飯を食べ終わったら、すぐ、帰ってしまった。


なんとなく、気まずそうな顔をしていたのは、やっぱり、私のこと、ばれちゃったからでしょうか. . .


貴「神父さま。」


神父「ん？」


貴「先輩に、なにか言ってないですよね. . . ?」


神父「言ってない(←言った)」


貴「. . . 余計なことは、言わないでくださいね?」


神父「わかってるよ。」


*


Aちゃん。


.


.


.


その可愛い名前は、誰につけてもらったんだろう。


Aちゃんの親は、本当に、いるのだろうか。


頭のなかはそのことばかり。


まさか、Aちゃんが捨て子とか、ほんとわけわかんねー。


ま、俺は全然気にしないけど。


Aちゃんは、ぜってー気にするからこのことは言わないことにしとこう。


そのかわり、Aちゃんがもらえなかった愛を、


俺がいっぱいいっぱいあげてやる。


今は、それでいい。


Aちゃんの今が幸せであるなら、過去なんて、俺は気にしない。


.


.


.


. . . 早く、会いてーな. . .


ピローン♪


高「ん？メール. . . Aちゃんからじゃん. . . 」


貴『先輩へ。 今日はありがとうございました!神父さまも、とっても喜んでいました。今度は高尾先輩のおうちにも行ってみたいですね。』


高「ぶはっ!!?」


おいおいっ、家くるって!

そんな簡単に言っちゃっていいのかよ！

いや、俺としては全然おっけーだけど!!

いつでも、GO to bedできっけど！


.


.

Aちゃん、男に無防備すぎじゃねぇ？


俺、心配しちゃうよ。

でも、まあ、とりあえず. . .


高『おう!いつでも来い!明日でも来るか？ww』


なんて、送る。


とくに、考えもなしに。


ピローン♪


貴『あ、じゃあ、明日行きたいです！』


高「っ、はぁ!!?」


思わず、ベットの上で立ち上がる。


高「まじで、くんの. . . ?」


やべぇ. . .


部屋片付けねーと。


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