25本目 ページ25
.
扇風機に当たりながらボーっとする。
あれからおばさんの
マシンガントークが終わり
気付いたら店の外は、薄暗くなっていて
もうすぐ真っ暗になりそうで
時計を観ると19時15分だった。
「お店、、閉めなきゃ、」
そう言って立ち上がると
丁度、側に合った手鏡に
私の胸下部分が映り、
綺麗な甚平が輝いていた。
自分の着ている甚平を見下ろす。
淡い青紫色、所々疎らに
キラキラと光る銀のラメ。
「、ほんと、綺麗、」
そう小さく呟くと
朝のジミナとテヒョナの笑顔が浮かんだ。
「…ごめん、2人共…」
私が祭り行けないから
せめて甚平を
なんて言ってたけど、
あの2人の事だから
両想い大作戦、
とか言って
上手く行くようにって
借りて来てくれたのが本命だろう。
そんな2人の事を考えると
余計に申し訳無くなって
「…ごめん…」
そう小さく呟いた。
それからシャッターを閉めるために
ゆっくりと店の外に出ると
外は、蒸し暑くて
でも、少しだけ生暖かい風が
吹いていた。
「…よし、」
シャッターを降ろそうと
手を伸ばした時だった
「A」
そう名前を呼ばれた方を観ると
ユンギさんが立っていた。
.
905人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チェヨン - 割りと気になる、あの味(∞∵∞)/ (2020年11月11日 2時) (レス) id: 63cd4095fc (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 明さん» コメントありがとうございます!青春を感じて頂けてたらと思い描いていたので嬉しい限りです(;_;)!是非読み返して下さい!笑。最後まで読んで頂きありがとうございました^_^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - みほさん» コメントありがとうございます!素晴らしい作品だなんて…そう言って頂けて有難いばかりです(;_;)また読み返したいだなんてありがとうございます(*´-`)亀更新がちですが頑張ります!最後まで読んで頂きありがとうございました^ ^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます!ドキドキして頂けて良かったです(*´-`)ホッコリ作品が作りたかったので、そう言って頂けてとても嬉しいです^ ^!最後まで読んで頂きありがとうございました! (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - コットンさん» コメントありがとうございます!そう言って頂き嬉しい限りです(;_;)最後まで読んで頂きありがとうございました^_^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葵 | 作成日時:2018年7月17日 2時